...また私は音楽はかなり判る方なのであるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...もうかなり高度が増したようだ...
海野十三 「火星探険」
...本国とはかなり距(へだ)たっていた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...アルコール度もかなり強いように思われた...
太宰治 「母」
...摺鉢形の凹地(くぼち)の底に淀んだ池も私にはかなりグルーミーなものに見えた...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そうしてまさにこの点で従来自分の述べて来た連句の旋律的進行とかなりまで共通な要素を備えているように思われるのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...彼女はかなり婀娜(あだ)っぽかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お玉の足ではかなり草臥れていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...地球を貫いてどこか非常に遠いところ――以前はボスニア湾(9)がかなり断定的に挙げられた――へ出ている深淵がある...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...モンテーニュはかなりペシミストで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...肴(さかな)の鉢(はち)や洋食の皿(さら)もかなり並んでいたし...
山本周五郎 「青べか物語」
...かなり以前から親密にしており...
山本周五郎 「季節のない街」
...かなりながいこと身動きもしなかった...
山本周五郎 「さぶ」
...滞在ちゅうはかなり鄭重(ていちょう)にもてなされる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...時にはお二人ともかなり強い声で言い争われた事が...
夢野久作 「少女地獄」
...それからおしてもここはかなりの高地にちがいないが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かなりの時間をかけてこの大きな岬の端を通り過ぎると...
若山牧水 「熊野奈智山」
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