...要島(かなめじま)という島に成っていて...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...又かなめというがありましたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...扇(おうぎ)の要(かなめ)でも除(と)ったように主家(しゅか)の乱脈になったことを考えずにはいられなかった...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...要垣(かなめがき)の緑葉(みどりば)に囲(かこま)れた墓があるかと思ふと...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...相応な風のあった場合にはほとんどきまって火元を「かなめ」として末広がりに...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...さて肝心要(かなめ)のお豊姫の一条だが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...時々は扇子(せんす)の要(かなめ)を柄頭(つかがしら)のあたりに立てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...水本賀奈女(かなめ)をうんと怨んでゐた者が他にあつた筈だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水本賀奈女(かなめ)とかいうのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...新聞記事がゲームの要(かなめ)です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...生(い)け垣(がき)に多(おほ)いかなめもちのように紅色(べにいろ)のうつくしい若芽(わかめ)をもつものもあり...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...我々にとって一番肝心かなめの力は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...内てすめるはかなめなり...
柳田国男 「遠野物語」
...感仙殿(故忠宗)さまの御威光をかさに着たやりかただった」このまえの境論の要(かなめ)だけを聞いておいてもらおう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼の技(わざ)の要(かなめ)だったのである...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...また要(かなめ)だ...
吉川英治 「私本太平記」
...要(かなめ)にフッと息をかけて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...やがて叔父の松尾要人(かなめ)の声がする...
吉川英治 「宮本武蔵」
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