例文・使い方一覧でみる「かといって」の意味


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...しかしそれかといってこのまま急にお宮へお帰りになるのも少しいまいましくおぼしめすので...   しかしそれかといってこのまま急にお宮へお帰りになるのも少しいまいましくおぼしめすのでの読み方
鈴木三重吉 「古事記物語」

...殆ど愚かといってもいいくらいの努力をして生きて参りました...   殆ど愚かといってもいいくらいの努力をして生きて参りましたの読み方
太宰治 「わが半生を語る」

...それかといって、今度の縁談を断ってしまえば、あとにまた他の縁談が持ち上るに違いありませんでしたから、今度のを楯に取って、すべての縁談を拒むつもりでした...   それかといって、今度の縁談を断ってしまえば、あとにまた他の縁談が持ち上るに違いありませんでしたから、今度のを楯に取って、すべての縁談を拒むつもりでしたの読み方
豊島与志雄 「旅だち」

...そうかといって、お絹とても、この神尾が永久に頼みになる人間とは思っていまい...   そうかといって、お絹とても、この神尾が永久に頼みになる人間とは思っていまいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...忠作はそのことを、金公が自讃するほどに身を入れても聞かず、そうかといって、全く閑却するでもなしに聞いていると、金公は得意になって、ベラベラと喋(しゃべ)り出しました...   忠作はそのことを、金公が自讃するほどに身を入れても聞かず、そうかといって、全く閑却するでもなしに聞いていると、金公は得意になって、ベラベラと喋り出しましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...秋草の中に何者かがおりそうな気持は変らないが、そうかといって、外からねらわれる心配さえ解ければ、内からさして来る魔の手は、いくらでも取消しの道はつくというものです...   秋草の中に何者かがおりそうな気持は変らないが、そうかといって、外からねらわれる心配さえ解ければ、内からさして来る魔の手は、いくらでも取消しの道はつくというものですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...昨日田中美知太郎君が来てテルトゥリアヌスの本を持っていないかといっていたので今日探してみたが...   昨日田中美知太郎君が来てテルトゥリアヌスの本を持っていないかといっていたので今日探してみたがの読み方
三木清 「思索者の日記」

...お前は憎まないのかといってるんだ!友吉 (救いを乞う目で人見の方を見ながら)……はい...   お前は憎まないのかといってるんだ!友吉 ……はいの読み方
三好十郎 「その人を知らず」

...またそれかといって若宮とお別れしている苦痛にも堪(た)えきれる自信がないと未亡人は思うので...   またそれかといって若宮とお別れしている苦痛にも堪えきれる自信がないと未亡人は思うのでの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...そうかといって無理をしいようともせず愛情はますます深く感ぜられる源氏であったから...   そうかといって無理をしいようともせず愛情はますます深く感ぜられる源氏であったからの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...また、嵐(あらし)の中へ出ていくのもいやですし、そうかといって、そんなおそろしいお客のくる家にいるのも、ありがたいことではありません...   また、嵐の中へ出ていくのもいやですし、そうかといって、そんなおそろしいお客のくる家にいるのも、ありがたいことではありませんの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」

...或は真名橋杉を伐ったためではなかろうかといって...   或は真名橋杉を伐ったためではなかろうかといっての読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...あるものかといって笑われたことがある...   あるものかといって笑われたことがあるの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...ああヘエダマかといって...   ああヘエダマかといっての読み方
柳田国男 「雪国の春」

...そうかといってウッカリ気心の知れないところに持って行ってお勧めする訳にも行きませんからね...   そうかといってウッカリ気心の知れないところに持って行ってお勧めする訳にも行きませんからねの読み方
夢野久作 「悪魔祈祷書」

...また一つ新しい事件が起って来たからこの卦をひとつ練習に観てみないかといって云うには...   また一つ新しい事件が起って来たからこの卦をひとつ練習に観てみないかといって云うにはの読み方
横光利一 「馬車」

...実際それは、真面目になればなるほど苦しいにちがいないんだし、そうかといって、良い加減に捨てても置けないことでもあるしして、やはり今でもそこに、何か、父との間でごたごたしているものがありますね...   実際それは、真面目になればなるほど苦しいにちがいないんだし、そうかといって、良い加減に捨てても置けないことでもあるしして、やはり今でもそこに、何か、父との間でごたごたしているものがありますねの読み方
横光利一 「旅愁」

...知っている者があるといったの」「ないこともないが……そうかといって...   知っている者があるといったの」「ないこともないが……そうかといっての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「かといって」の書き方・書き順

いろんなフォントで「かといって」


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