...この方は、女房の手にも足にも触りっこなし、傍へ寄ろうともしない澄まし方、納まり方だそうだが、見ていると、むかっとする、離れていても胸が悪い、口をきかれると、虫唾(むしず)が走る、ほほほ、と笑われると、ぐ、ぐ、と我知らず、お時が胸へ嘔上(こみあ)げて、あとで黄色い水を吐く……」「聞いちゃおられん、そ、そいつが我がお京さんを...
泉鏡花 「薄紅梅」
...かっとする程腹が立って来た...
梅崎春生 「桜島」
...かっとするとひどくめんどうなことになるのでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...」「きみはすぐかっとするね...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...わしはかっとする性(たち)だから...
吉川英治 「源頼朝」
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