...かっかっとほてって...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...わかっとる...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...「格式があると言うのか」かっと怒った証拠に...
高見順 「いやな感じ」
...かっとなって席を飛び上がった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...木山は聞いていて、かっとなった...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...そしてドイツとフランスの葛藤(かっとう)の切迫してるにもかかわらず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いささか気勢を添へんものと或日風葉(ふうよう)葵山(きざん)活東(かっとう)の諸子と共に...
永井荷風 「書かでもの記」
...闇の女の葛藤(かっとう)...
永井荷風 「裸体談義」
...そうした義理人情の葛藤(かっとう)と...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...後は大概わかっとる...
火野葦平 「花と龍」
...ちょうど日がかっとさして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...この道場では流儀外れの技を教えることはできない」「どこがですか」幹太郎はかっとなった...
山本周五郎 「花も刀も」
...新八はかっとなった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...蜀呉の葛藤(かっとう)も...
吉川英治 「三国志」
...別な“弟の反抗”が抑えようなくむかっとクビをもたげてくる...
吉川英治 「私本太平記」
...その意中も葛藤(かっとう)の根も読みとれていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...杜興もつい、かっとなり、独龍山三家の誼(よし)みと、同族の義を知らな過ぎるなどとつい理を述べた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...でも猶、折々に、時鳥(ほととぎす)の啼きぬく闇の夜など、山浦家の裏に、ぽかっと、白桔梗(ききょう)の花のような、女の顔が、悲しそうに佇(たたず)んでいることがままあった...
吉川英治 「山浦清麿」
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