...何(ど)う見(み)たって私達(わたくしたち)三人(にん)の為(た)めに特別(とくべつ)に設(もう)けてくれたとしか思(おも)えない恰好(かっこう)なのでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...見事な駒下駄(かっこ)があったでの...
泉鏡花 「薄紅梅」
...座席に深くおちこんだようなかっこうで...
海野十三 「宇宙の迷子」
...傘のようなかっこうをして...
海野十三 「怪塔王」
...かっこうのよい黒の背広をピッタリと身につけ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...悲しげな郭公(かっこう)の声...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...その恰好(かっこう)が滑稽(こっけい)で...
高見順 「いやな感じ」
...恰好(かっこう)をつけるために...
太宰治 「斜陽」
...すらりとしながら引き締まって均整の執(と)れた手肢(てあし)……恰好(かっこう)のいい胸の隆(たか)まり! 私に見せた笑い顔がまだ眼前に散らついて...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...佳い目ってことを知らない」右の手で何か揮(ふ)るような恰好(かっこう)をして...
田中貢太郎 「春心」
...それと申しますのもあなたさまが此処にやすんでいらっしゃるのをお見かけいたしましたばかりになるほどこれは恰好(かっこう)な場所だと気がつきましたようなわけでひとえにあなたさまのおかげでござります...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...脚を蹈ん張ってぐっと睨(にら)まえる恰好(かっこう)と云ったら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...茶筅(ちゃせん)を頭の真中で五寸ばかり押立(おった)てている恰好(かっこう)たらない...
中里介山 「大菩薩峠」
...其の儘(まま)何ともいえない恰好(かっこう)で飛び跳ね...
中島敦 「光と風と夢」
...まるで青い木の葉のような恰好(かっこう)をしています...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...折れて不自然なかっこうに垂れている...
三好十郎 「その人を知らず」
...各戸(かっこ)の防ぎを蹴破(けやぶ)って...
吉川英治 「神州天馬侠」
...知らないよという恰好(かっこう)をする...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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