...かっかと赤くもえました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「もみの木」
...と客観(かっかん)的の口吻(くちぶり)だったが...
泉鏡花 「婦系図」
...思い設けぬこの恥辱のために満身かっかっとほてって...
太宰治 「二十世紀旗手」
...ただ耳鳴りがして頭がかっかとして何を思考する力とてもなかった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...父のアウレル帝時代に海外に輝した赫々(かっかく)たる武勲を敬仰して...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...鳥の羽を飾った五彩赫々(かっかく)たる宝石の鏤(ちりば)められた王家の紋章が輝き...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...どうしてそんな些細なことでかっかする...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...扱いを思うとかっかする...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...このさるは『権力(けんりょく)が代表せられる令名(れいめい)高き閣下(かっか)』の真後(まうし)ろに座(ざ)をかまえてこっけいなしかめっ面をして見せていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...寒いわりにかれの手はわたしの手の中でかっかとしていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...日が砂地にかっかっと照っている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...二つの赫々(かっかく)たる希望に向って...
吉川英治 「江戸三国志」
...赫々(かっかく)と洛陽にご武名の聞え高く...
吉川英治 「三国志」
...そのうしろから赫々(かっかく)と日輪の昇ろうとする彩雲がうごいているのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...羽柴軍や丹羽軍の赫々(かっかく)たる戦功が両方面から聞えてくるのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...範宴の肉体に赫々(かっかく)と燃えている火のような希望も頼もしく思いながらも...
吉川英治 「親鸞」
...赫々(かっかく)と大きな太陽の光が...
吉川英治 「親鸞」
...炭火はかっかっとおこっている...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??