例文・使い方一覧でみる「かため」の意味
スポンサーリンク...と云う決心をかためていた際でもあり... 
上田広 「指導物語」
...「け！ あそこにも大ぜいの馬鹿者が英国海軍の恥をさらしている」リット少将は、拳固をかため、展望窓のところでぶるぶるふるわせた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...拳（こぶし）をかためたりして...
海野十三 「怪塔王」
...五助が踏みかためてくれた...
海野十三 「雪魔」
...拳をかためながら...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...こぶしをかためて...
太宰治 「令嬢アユ」
...昔は厚く塗りかためた土蔵づくりの家並ばかりだったので...
田山花袋 「日本橋附近」
...耀く武具に身をかため先鋒中に進めるを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...遠くい行くのを止めてこっちで身をかためてはどうかい……お前をもらいたいと云う人があるぞな……...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...今度は興に乗ってどこまで変化するかためして見んと思いはじめた...
正岡子規 「ランプの影」
...御飯かためてのんでもなびくばかりでとれなくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...右の三篇の小説のことをかためて一度に思い返して見る機会があった...
三好十郎 「恐怖の季節」
...更生日本の基礎をかため...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...宗廟社稷（そうびょうしゃしょく）を護りかためて揺ぎなき仁徳を兼ね備えておわさねばならぬ...
吉川英治 「三国志」
...ものものしい戦時態勢にかためられ...
吉川英治 「私本太平記」
...もう一ど琵琶湖（びわこ）の水をくらいたいのか」いきなり拳（こぶし）をかためて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...おもむろに陣容をかため...
吉川英治 「新書太閤記」
...拳（こぶし）をかためて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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