...体がかたくなった...
有島武郎 「星座」
...頑(かたくな)なる女かな...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...この青道心のかちかちに頑(かたくな)だつた青頭も...
薄田泣菫 「独楽園」
...二粁(キロ)も先にきっとかたくなっているぞ...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...心をいっそうかたくなにしてこうつぶやくのでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...かたくなでございますから――」「かたくななのは...
直木三十五 「南国太平記」
...(ワグナーのかたくなゝる事よ)舞踏(バレー)なければ...
永井荷風 「舞姫」
...想像にかたくない...
蜷川新 「天皇」
...何か人を寄せつけない頑(かたくな)なものを持っていた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...じっと頑(かたくな)な気持で畳の上に蹲っていた...
原民喜 「冬日記」
...叔父はかたくなに殻に閉じこもり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...子はお久美さんと話したいと云う願望で胸がかたくなる様であったけれ共...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...かたくなに首を振った...
山本周五郎 「山彦乙女」
...暫くかたくなな心が自分の体内から溶け流れて行くのを感じ...
横光利一 「旅愁」
...ひそかに抱いていた危惧を眉に反撥してかたくなった...
吉川英治 「私本太平記」
...一徹(てつ)なかたくな者と見られがちな点なども...
吉川英治 「私本太平記」
...兄の頑固(かたくな)ではございますが...
吉川英治 「新書太閤記」
...頑固(かたくな)なものと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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