...妙にかたくなな顔をしていた...
芥川龍之介 「子供の病気」
...かたくなって歩いている...
海野十三 「怪星ガン」
...かたくなさからであろうか...
海野十三 「少年探偵長」
...かたくなな土の中から生れいでながら...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...彼(かれ)は極(きは)めて頑(かたくな)で...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...湯田温泉も私のかたくなにむすぼれた身心をほぐしてくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...みんなかたくなっている...
壺井栄 「二十四の瞳」
...一層かたくなった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...わからず屋の頑固爺(かたくなじじい)のようにかたく坐っている...
夏目漱石 「草枕」
...妙に頑固(かたくな)なことを言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...良人(おっと)の頑固(かたくな)な態度が心憎いと思う様子で...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...妙にかたくなってしまって...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...バラドスはかたくなにうつ向き...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...相対して坐るとこちらのほうが自然とかたくなり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...かたくなに首を振った...
山本周五郎 「山彦乙女」
...一徹(てつ)なかたくな者と見られがちな点なども...
吉川英治 「私本太平記」
...兄の頑固(かたくな)ではございますが...
吉川英治 「新書太閤記」
...学べば則ち固(かたくな)ならず...
和辻哲郎 「孔子」
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