...さすがにかたくなしい父の翁も...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...かたくなったまま...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...かたくなって歩いている...
海野十三 「怪星ガン」
...かたくなっていた少年は...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...焦れば焦れるほどかたくなった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...」二人にはさまれて健はかたくなっていた...
壺井栄 「大根の葉」
...石のようにかたくなって...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...かたくなっていた...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...自分のかたくなな心はついに動かすべからざるものであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...(ワグナーのかたくなゝる事よ)舞踏(バレー)なければ...
永井荷風 「舞姫」
...百五十一けれども自然は思ったより頑愚(かたくな)であった...
夏目漱石 「明暗」
...大将隅の方に朱泥(しゅでい)を練りかためた人形のようにかたくなっていらあね……」三人は思わず哄然(こうぜん)と笑い出した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...妙にかたくなってしまって...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...いまメアリもかつてのわたくし同様にかたくなです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...その家のものは面くらってかたくなっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...どんなにかたくなな心でも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分をそんなにかたくなだとは思っていない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを通したかたくなが仮に堅めた今日(けふ)の性(さが)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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