...働いて一ポンドの金をかせぐよりは...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...(かせ)げばかせぐほど貧しく成り...
芥川龍之介 「案頭の書」
...浮気な蝶も色かせぐ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...おそくまでよくかせぐ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それを出しぬいてこの女の子が一番かせぐらしい...
上村松園 「余齢初旅」
...二日をかせぐことが...
海野十三 「恐竜島」
...というより生活費をかせぐため...
高見順 「いやな感じ」
...そのうつし代(だい)をかせぐわけです...
高山毅 「福沢諭吉」
...われは真一文字にわが分をかせぐ者ぞ」とある人情博士(はかせ)はのたまいける...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...悪くすると雑文を書いて金をかせぐ主義だと常識は思っている...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...母(はゝ)の食料(しよくれう)をかせぐため...
永井壮吉 「吾妻橋」
...また火事のために臨時駄賃取りをかせぐために近村から出て来たものでもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬車馬のように暗雲(やみくも)にかせぐのはいいことなのであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...象は朝からかせぐのだ...
宮沢賢治 「オツベルと象」
...お前も野原へ出て何かかせぐほうがいいぜ...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...よくうれて、よくかせぐが、根に新しい境地が拓けていず、本当には文学がそのひとなりの前進をとげていないでああなのですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
藪田忠夫 「休日に」
...時をかせぐを目的としていた正成の計(はか)りは...
吉川英治 「私本太平記」
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