例文・使い方一覧でみる「かせ」の意味
スポンサーリンク...一番人目（ひとめ）を駭（おどろ）かせた... 
芥川龍之介 「邪宗門」
...眩（まばゆ）く翼を閃（ひらめ）かせながら...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...人生の充實した響きを聽かせて呉れた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...焦点硝子（しょうてんガラス）の上に落ちる映像にしきりにレバーを動かせていると...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...仮りに昼の着物の儘で蒲団にお寝かせして...
鈴木三重吉 「桑の実」
...重湯を持って行かせた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その音楽会で聞かせることを不用意にも承諾した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らは胸をどきつかせながら招待におもむいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...祖母からきかせられた初夢の占いが...
豊島与志雄 「夢」
...元就その人の教養と遠慮とを知るに最も適格な話として受け容れられるということなどを説明して聞かせてくれた...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し待ってろ」「いやあんまり遅くなるから……」「何もそんなに他（ひと）に恥を掻かせなくってもよかろう...
夏目漱石 「明暗」
...しかしこれは久太郎の口を開かせるまでもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やい、やい、やい、さあ、ぬかせ、娘の在所（ありか）を云やあがれえ...
牧野信一 「バラルダ物語」
...ただ人馬を走らせこれを駭（おどろ）かせば羔驚き鳴きて臍地と絶ちて水草を追い...
南方熊楠 「十二支考」
...又遠道を歩かせる事になつてゐる...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...大抵どの下宿屋にも特別に幅を利かせている客があるもので...
森鴎外 「雁」
...慰め言を聞かせたがなおもなおおもいわびて脱（ぬ）け出でたよ...
山田美妙 「武蔵野」
...以後は弟の天性とその好む所にまかせたとのことである...
吉川英治 「私本太平記」
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