...かすり傷(きず)ひとつしてないんだ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...かすり傷一つ受けてはいませんでした」小林少年が報告を終るのを待って...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ただうしろの座席に乗っかっていた運転手だけが不思議にかすり傷一つ負わなかった...
寺田寅彦 「柿の種」
...土足には突傷かすり傷...
中里介山 「大菩薩峠」
...かすり傷の手当をした帰り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かすり傷一つ負わないのも不思議だ」平次にこう説明されると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ほんのかすり傷だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かすり傷一つこしらへるのも怖ろしくてたまらないのだ...
林芙美子 「雨」
...もう背中にいくつかの小さなかすり傷をつけてしまっていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...方々にかすり傷をこしらえ...
火野葦平 「花と龍」
...車はかすり傷だらけ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ほんのかすり傷だが...
牧逸馬 「双面獣」
...左二の腕にかすり傷でも負うたらしく...
三好十郎 「斬られの仙太」
...左二の腕にかすり傷でも負うたらしく...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...」「ほんのかすり傷でございますゆえ...
室生犀星 「野に臥す者」
...わたしは切り傷もかすり傷も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けがはほんのかすり傷(きず)でしたので...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「にいさんと妹」
...かすり傷一ツなかったのは一面の僥倖(ぎょうこう)でしょう...
吉川英治 「江戸三国志」
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