...もし口に何のかすりきずもなければ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...かすりきずができて血が流れ...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...鉄棒は彼にかすりきずを負わせるだけという結果になった...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...(左の脇腹に擦過傷(かすりきず)を一つ負うただけで...
田中貢太郎 「春心」
...早苗のおでこのかすりきずは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...彼はただわずかな擦過傷(かすりきず)を受けたのみだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...身体じゅう突傷(つききず)だの擦傷(かすりきず)だので惨憺(さんたん)たるもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...矢弾(やだま)の掠傷(かすりきず)から面部を保護するための武具だが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...横山は上田の腕に微傷(かすりきず)を負はせたにも拘(かゝは)らず...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
便利!手書き漢字入力検索