...とうふにかすがい...
泉鏡花 「歌行燈」
...やはり男の子ふたりのかすがいが不本意(ふほんい)に夫婦をつないでおくのだろう...
伊藤左千夫 「老獣医」
...片方がかすがいになったような金具をもっていた...
海野十三 「人体解剖を看るの記」
...かすがいをうちこんだようなひきつれが縦に入っている...
海野十三 「断層顔」
...出て往かすがいいよ...
田中貢太郎 「春心」
...突き当たりに鉄のかすがいがついた大扉があった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...鎹(かすがい)もなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...釘孔この小屋は丸太と板とトタンとかすがいと釘とでできていた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...十本のかすがいで足にくっつけ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かすがいまで打ってありますから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手摺と言ったところで巌丈(がんじょう)一方の丸木を鎹(かすがい)で締めた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なぜなら、彼は常にこう言っていたからである(そして実際すでにそう書きしるしていた)――自分は無数の生活様式に対する可能性と同時に、それが要するにことごとく不可能性だというひそかな自覚をもいだいている……彼が狭い故郷の町を離れるより先に、その町が彼をつなぎとめておいたところの、かすがいや糸は、もはやひそかに解けてしまっていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...地震につぶれぬよう羽目にかすがいというか斜木を打ってやろうと申しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...西春日井(にしかすがい)の部落から枇杷島(びわじま)のほうへ向って...
吉川英治 「新書太閤記」
...春日井(かすがい)の部落で...
吉川英治 「新書太閤記」
...おとといは西春日井(にしかすがい)の下方左近将監(しもかたさこんのしょうげん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...尾張の東春日井(ひがしかすがい)と丹羽郡の平野に孤立して...
吉川英治 「新書太閤記」
...切り立った断崖の真中どころに鎹(かすがい)の様にして架っている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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