...逼塞(ひつそく)した息はお腹(なか)の上へ墓標(はかじるし)をたてようとする...
大手拓次 「藍色の蟇」
...(ポケットからキュウリを出してかじる)なんにも知らないわ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...密航船の荷倉で人参をかじる図なども純粋に挿画的である...
寺田寅彦 「映画雑感(5[#「5」はローマ数字、1-13-25])」
...ある人の話では日々わずかな一定量の食餌(しょくじ)をねずみのために提供してさえおけば決して器具や衣服などをかじるものではないという事である...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...動物の形あるいは皿のような形にこねてかじる事もあるという話である...
寺田寅彦 「話の種」
...私は一人で淋しく麺麭をかじる...
豊島与志雄 「理想の女」
...生きたお父さんの脛(すね)をかじるお前さんの方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...めだかが麩(ふ)をかじるように...
中里介山 「大菩薩峠」
...原稿用紙や本をよくかじるからです...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...津浪の後は再び家の中で物をかじる音がしたという(二俣村東福田分教場吉田氏報)...
武者金吉 「地震なまず」
...2135かじる、引っ掻く、家中(いえじゅう)を...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...けれども彼らが麦粒をかじるときの用心用意にいたっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...器用(きよう)にクルミのからをかじるところや...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ポリポリ モリモリ かじるぞかじるわたしのうちをかじるな だれだ子どもたちは...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
...いつも手指の爪をかじる癖があった...
山本周五郎 「青べか物語」
...いつも手指の爪(つめ)をかじる癖があった...
山本周五郎 「青べか物語」
...暇にあかして読みかじるにつけても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鼠がストーヴのかげで鵞ペンをかじる...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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