...ラテンの初歩をかじると...
寺田寅彦 「柿の種」
...何のために鉛をかじるかが疑問である...
寺田寅彦 「鉛をかじる虫」
...ある人の話では日々わずかな一定量の食餌(しょくじ)をねずみのために提供してさえおけば決して器具や衣服などをかじるものではないという事である...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...方々の音楽会をごっちゃに聴きかじるのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そりゃ戦争の時分は玄米飯をかじるもよかろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...歩きながらがりがりとかじる...
中里介山 「大菩薩峠」
...生きたお父さんの脛(すね)をかじるお前さんの方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...売っても値にならないために詮方なく鼠のかじるのにまかせっぱなしのわずかばかりのおれの蔵書を...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...ほくそ笑(え)んでむしゃむしゃと生身(なまみ)の魚をかじる人魚の口は...
火野葦平 「人魚」
...猫にゃかみつく 赤んぼはかじる...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...こうなったら ベジタリアンにでも なって 自分の しっぽでも かじるしかないわいな!」と あなぐまトミー...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...道灌山(どうかんやま)に武蔵野の広きを眺めて崖端(がけはな)の茶店に柿をかじる楽...
正岡子規 「墨汁一滴」
...葱のような烈しい匂いの植物をかじるくらいであるから...
室生犀星 「螽※[#「虫+斯」、第3水準1-91-65]の記」
...けれども彼らが麦粒をかじるときの用心用意にいたっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ああ黄金(きん)のほそいいとにひかつて秋のこころが ふりそそぎますさとうきびの一片をかじるきたない子が築地(ついぢ)からひよつくりとびだすのもうつくしい...
八木重吉 「秋の瞳」
...器用(きよう)にクルミのからをかじるところや...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ポリポリ モリモリ かじるぞかじるわたしのうちをかじるな だれだ子どもたちは...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
...煎餅をかじる音をさせ...
山本周五郎 「青べか物語」
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