...籠洋燈(かごらんぷ)の傍(わき)で手紙を書いていた...
泉鏡花 「薄紅梅」
...近頃(ちかごろ)時々(とき/″\)我輩(わがはい)に建築(けんちく)の本義(ほんぎ)は何(なん)であるかなどゝ云(い)ふ六(むづ)ヶ敷(し)い質問(しつもん)を提出(ていしゆつ)して我輩(わがはい)を困(こま)らせる人(ひと)がある...
伊東忠太 「建築の本義」
...ちかごろの私の句作傾向はわるくないと思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...「鳥かごの屋根」と「森」と「ランプ」が各二あるが...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...申し上げられる自己紹介はこれくらいしかございません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...台所の竈台(へっついだい)の下の空籠(からかご)の中で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...なんだかごちゃごちゃしていましたから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...黒部平の駕籠(かご)の渡しの下に小屋を作って...
中里介山 「大菩薩峠」
...空(から)の虫籠(むしかご)がかかっていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...今度は籠(かご)を御買いなさいと云いだした...
夏目漱石 「文鳥」
...駕籠(かご)のそばに来たり鞍(くら)を見せんと下馬し脱帽して挨拶(あいさつ)した...
新渡戸稲造 「自警録」
...聞人(きくひと)なげに遠慮(ゑんりよ)なき高聲(たかごゑ)...
樋口一葉 「われから」
...夜の部終って三階で「かごや大納言」の立稽古...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...かごはソファの下にかくされ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...この家にはふしぎな嬰児(あかご)の泣き声が洩(も)れていた...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...「いくら無心な嬰児(あかご)にでも...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...忍びやかな塗駕(ぬりかご)を閉じて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...……死ぬしかございませぬ...
吉川英治 「日本名婦伝」
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