...かえっておとよさんは薄情だねいなど蔭言(かげごと)を聞くくらいであった...
伊藤左千夫 「春の潮」
...こんなことを言ってここで亭主の蔭事(かげごと)を言っては済まないわね...
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」
...ましてこれは後言(かげごと)ではない...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...5380復讐の神チシフォネ二心のある人を害する蔭言(かげごと)の代(かわり)に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...人の蔭言(かげごと)まで言つてしまつた...
森鴎外 「魔睡」
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