...人の考え振る舞うところからかけ離れたよくわからないものではけしてない...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...インドなどの季節風交代による雨期乾期のごときものも温帯における春夏秋冬の循環とはかなりかけ離れたむしろ「規則正しい長期の天気変化」とでも名づけたいものである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...われわれ日本人の頭にある葬式というものの概念に付随したしめやかな情調とはあまりにかけ離れたもののような気がしたのであった...
寺田寅彦 「B教授の死」
...そして自分の日曜日の世界とはあまりにかけ離れた争闘の世界をのぞいて見るような気がして...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...国語に対する態度に於いてかけ離れたものではないのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...殊に支那の道徳とは實にかけ離れた考へ方をして居る...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...わたしの時代觀とはかけ離れたものだ...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...私らもついかけ離れた冷淡なふうになっていましたものの...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮の疑っておいでになることと事実とはそうかけ離れたものでもなかったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いかに一般の習慣からかけ離れた極端な自由をもゆるしているかを示している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...凡そかけ離れたものです...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...後日少しくかけ離れた里で...
柳田国男 「山の人生」
...およそ家庭教育とはかけ離れた悪いたずら...
山本笑月 「明治世相百話」
...私はそれほど左様(さよう)に実世間とかけ離れた世界に生きている人間であった...
夢野久作 「鉄鎚」
...ひどく青年からかけ離れた自分を感じて...
横光利一 「欧洲紀行」
...母屋とかけ離れた別の一棟...
吉川英治 「剣難女難」
...そこは又世間とまるでかけ離れた麗(うらら)かな日がいっぱいに麦の穂や菜の花を育(はぐく)んでいて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その一番奥のかけ離れた二間つづき...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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