...自由アジアと西欧を結ぶ平和のかけ橋となることを日本外交の基本的方針として...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...生(お)ひすがふ谷(たに)のこずゑをくもでにて散(ち)らぬ花(はな)ふむ木曾(きそ)のかけ橋(はし)また源(みなもと)の頼光(よりみつ)...
泉鏡太郎 「怪力」
...矢張り朱(あけ)や青に色取られたかけ橋である...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そうして生理と心理の間のかけ橋がまさにこの問題につながっていそうに思われてならない...
寺田寅彦 「笑い」
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野口雨情 「沙上の夢」
...雲(くも)にかけ橋(はし)...
樋口一葉 「われから」
...ヒトと貧乏人を隔てる湾のかけ橋だったりする...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...通ずるかけ橋が初めからなかったのかも知れない...
本庄陸男 「石狩川」
...内ではかけ橋でつづいているところが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...夢のかけ橋かすみに千鳥なんて...
横光利一 「旅愁」
...――夢のかけ橋だ...
横光利一 「旅愁」
...「夢のかけ橋かすみに千鳥...
横光利一 「旅愁」
...渓流に架かっている蔦(つた)のかけ橋(はし)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蔦(つた)のかけ橋(はし)を踏(ふ)みわたって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...汝(なんじ)ら! なにを笑(わら)うか?一蔦のかけ橋をいっさんにわたって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...れいの蔦(つた)のかけ橋(はし)まで殺到(さっとう)した...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蔦(つた)のかけ橋は弓(ゆみ)なりにしなって左右にゆすぶれ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...冬過ぐとすがれ伏したる萱原にけふ降り積る雪の真白さ大君の御猟(みかり)の場(には)と鎮まれる天城越えゆけば雪は降りつゝ見下せば八十渓に生ふる鉾杉の穂並が列に雪は降りつつ天城嶺の森を深みかうす暗く降りつよむ雪の積めど音せぬ岩が根に積れる雪をかきつかみ食ひてぞ急ぐ降り暗むなかをかけ渡す杣人がかけ橋向つ峰(を)の岨(そば)につづきて雪積める見ゆ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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