例文・使い方一覧でみる「かく」の意味

...おかくれになった陛下のおすがたを... おかくれになった陛下のおすがたをの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「小夜啼鳥」

...この時フエデリゴは戸の片蔭にかくれて... この時フエデリゴは戸の片蔭にかくれての読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...ガサリと草を分けて霧の中にかくれた... ガサリと草を分けて霧の中にかくれたの読み方
石川欣一「山を思う」

...おまえにもそのかくし場所をいわない... おまえにもそのかくし場所をいわないの読み方
江戸川乱歩「大金塊」

...―――」「大分細かく念を押すんだね」「そりゃあそうよ... ―――」「大分細かく念を押すんだね」「そりゃあそうよの読み方
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...それにも拘わらず僕はとかく引き合いに出される時は... それにも拘わらず僕はとかく引き合いに出される時はの読み方
辻潤「ふもれすく」

...今はかくの如き微細の點を述べる事は避ける... 今はかくの如き微細の點を述べる事は避けるの読み方
内藤湖南「概括的唐宋時代觀」

...かくして兄がロシヤに盡した功勞は... かくして兄がロシヤに盡した功勞はの読み方
長岡半太郎「ノーベル小傳とノーベル賞」

...その上に、兵馬は神尾主膳を尋ねると言ったけれども、神尾は兵馬なるものをいっこう知らないと言うし、それはとにかく、兵馬が何故に夜分あんなところへ来合せたかということが、誰にとっても解けぬ不審でありました... その上に、兵馬は神尾主膳を尋ねると言ったけれども、神尾は兵馬なるものをいっこう知らないと言うし、それはとにかく、兵馬が何故に夜分あんなところへ来合せたかということが、誰にとっても解けぬ不審でありましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...せっかく握った札をまたもとの所へ収めて... せっかく握った札をまたもとの所へ収めての読み方
夏目漱石「三四郎」

...やわらかく握るほうがかえって多く握れる... やわらかく握るほうがかえって多く握れるの読み方
新渡戸稲造「自警録」

...とにかく主（しゆ）として石（いし）で造（つく）つた器物（きぶつ）を使用（しよう）した時代（じだい）が長（なが）らくつゞいたのです... とにかく主として石で造つた器物を使用した時代が長らくつゞいたのですの読み方
濱田青陵「博物館」

...「これ実に神の判決なり」と、公はかく叫んで、直ちに死刑の宣告を下されたということである...
穂積陳重「法窓夜話」

...宮も「いにしへの昔のことをいとどしくかくれば袖（そで）ぞ露けかりける」というように... 宮も「いにしへの昔のことをいとどしくかくれば袖ぞ露けかりける」というようにの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...しかし将来になってみれば、そちの誠意も、わしの苦慮も、同じだったことが分ろう」いいながら、楽翁もすぐ駕籠のうちへ、身をかくした...
吉川英治「大岡越前」

...柳に葭簀（よしず）を立てかけたその一囲いにお袖はかくれた... 柳に葭簀を立てかけたその一囲いにお袖はかくれたの読み方
吉川英治「大岡越前」

...今は何をかくそう... 今は何をかくそうの読み方
吉川英治「三国志」

...骨たかく顔いろもすぐれず... 骨たかく顔いろもすぐれずの読み方
吉川英治「三国志」

「かく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「かく」

「かく」の英語の意味