...幔幕をかかげると出入口が出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...向うは白旗をかかげるほかはない...
海野十三 「地球要塞」
...次にかかげるにとどめる...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...商人はそれを(コンコードの一商人がかつてそうしたように)商売をはじめるときに看板として戸口にかかげる――ついには彼の最もふるいお得意もそれが動物か植物か鉱物か確かなことはいえなくなる始末だが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...印刷工のかかげる黒旗を見たときは...
高見順 「いやな感じ」
...もしそうでない理想をかかげる立場があるならば...
戸坂潤 「辞典」
...左にかかげる小品はその夏妹が私にあいたがってるということをきいていよいよ望みがなくなった彼女を嫁いり先へ見舞ったとき...
中勘助 「妹の死」
...「平和を保とう!戦争を防ごう!」これがこの仲間のかかげる第一のスローガンであらねばならぬ...
永井隆 「この子を残して」
...現代文に訳してかかげる...
蜷川新 「天皇」
...原文は候文だが、口語文にくだいて、かかげる...
蜷川新 「天皇」
...蝋燭をかかげると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白旗をかかげる者は...
火野葦平 「花と龍」
...かかげる名誉の旗だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...かかげるものなのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...少しかかげるようにしたと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...はばかりもなく古人の作の後にかかげるのはまことに面はゆい...
三好達治 「ケシの花」
...次に石本博士の「地震と芭蕉」という文の一節をかかげる...
武者金吉 「地震なまず」
...盟国の仇(あだ)として旗幟(きし)をかかげるとせんか...
吉川英治 「新書太閤記」
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