例文・使い方一覧でみる「かいよう」の意味

...「戸沢（とざわ）さんは何だって云うんです？」「やっぱり十二指腸の潰瘍（かいよう）だそうだ... 「戸沢さんは何だって云うんです？」「やっぱり十二指腸の潰瘍だそうだの読み方
芥川龍之介「お律と子等と」

...無論十二指腸の潰瘍（かいよう）です... 無論十二指腸の潰瘍ですの読み方
芥川龍之介「お律と子等と」

...海妖（かいよう）の単調な誘惑の歌のように... 海妖の単調な誘惑の歌のようにの読み方
有島武郎「生まれいずる悩み」

...乱（らん）筆蒙御海容度（ごかいようをこうむりたく）候（そうろう）... 乱筆蒙御海容度候の読み方
福沢諭吉「瘠我慢の説」

...ここは市ヶ谷や巣鴨から見るとよほど暖かいようだ... ここは市ヶ谷や巣鴨から見るとよほど暖かいようだの読み方
大杉栄「獄中消息」

...ツグミ云々（うんぬん）とあるのは漱石氏が胃潰癰（いかいよう）を再発して死を早めたのはツグミの焼鳥を食ったためだとかいう話があったのによるのであろう... ツグミ云々とあるのは漱石氏が胃潰癰を再発して死を早めたのはツグミの焼鳥を食ったためだとかいう話があったのによるのであろうの読み方
高浜虚子「漱石氏と私」

...山村の人たちの間では胃潰瘍（いかいよう）が非常に多い... 山村の人たちの間では胃潰瘍が非常に多いの読み方
高村光太郎「山の秋」

...「畏敬（いけい）」の意にちかいようです... 「畏敬」の意にちかいようですの読み方
太宰治「トカトントン」

...菊池寛の海容（かいよう）の人情讃えられ... 菊池寛の海容の人情讃えられの読み方
太宰治「二十世紀旗手」

...それから三十余年後に自分が胃潰瘍（いかいよう）にかかって床についていたときに... それから三十余年後に自分が胃潰瘍にかかって床についていたときにの読み方
寺田寅彦「柿の種」

...持病は胃潰瘍（いかいよう）である... 持病は胃潰瘍であるの読み方
寺田寅彦「年賀状」

...それは潰瘍（かいよう）や疣（いぼ）などから顔をそむける外科医のごときものである... それは潰瘍や疣などから顔をそむける外科医のごときものであるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...長いような短かいような... 長いような短かいようなの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...穴の外へでて日ざしをみるともう昼ちかいようす... 穴の外へでて日ざしをみるともう昼ちかいようすの読み方
野村胡堂「幻術天魔太郎」

...あったかいようで風はさむいことね... あったかいようで風はさむいことねの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...大変あったかいような... 大変あったかいようなの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...（b）不徳は肉の中の潰瘍（かいよう）のように... 不徳は肉の中の潰瘍のようにの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...注意ぶかいようだが... 注意ぶかいようだがの読み方
吉川英治「源頼朝」