...これと申(もう)すも偏(ひとえ)に御指導役(ごしどうやく)のお爺(じい)さまのお骨折(ほねおり)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...誰のだか分らないお骨(こつ)の入った棺を...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...「王(みこ)のお骨(こつ)をお埋(う)め申したところは私がちゃんと存じております...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...もしお骨折により...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ほんとうにいろいろとお骨折に与(あずか)りまして...
谷崎潤一郎 「細雪」
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谷崎潤一郎 「細雪」
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種田山頭火 「草木塔」
...火葬とそれからお骨上げは...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...随分お骨折なされたにもかかわらず...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...吉田先生や伊藤先生が大変お骨折り下さつて...
平山千代子 「転校」
...あなたのお骨折りにお礼を言いたいと思いました...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...お骨は俺がこうやって貰って帰ってきた……お豊さん...
三好十郎 「樹氷」
...最初いろいろとお骨を折ってくださいましたあなたの御恩が思われます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...良人のお骨へはふだん用いつけていた茶碗に少しばかりよそって供えた...
矢田津世子 「茶粥の記」
...こんなところを見たら本を買う者はなんと云うだろう」「先生お骨折りですねって...
山本周五郎 「新潮記」
...なかなかお骨が折れるのでした...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...焼き場から持ち帰っておいたお骨(こつ)の一片を包んだ物とを懐中(ふところ)に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...余五郎どののほかに老先生のお血筋もないので、すでに絶家となるところ、父安房守(あわのかみ)から柳生宗矩(むねのり)様へ実情を申しあげ、お骨折りで、師の家名だけは、養子の手続きを取って、残ることに相成りました...
吉川英治 「宮本武蔵」
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