...ここのお頭さんを典獄と申されます』と駄じやれて呵々大笑しました...
石川三四郎 「浪」
...お頭(つむ)も案外写生だけれども美しい...
高村光太郎 「回想録」
...お頭は禿げて居られるし...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのずつと前からもお頭のお禿げ工合ひなどで...
太宰治 「右大臣実朝」
...私はあなたのお頭髪(つむ)をお洗いしたことが御座いますのよ...
辰野九紫 「青バスの女」
...なお頭が痛みつづけてはいたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...遠い幻影をなお頭に浮べて...
豊島与志雄 「白血球」
...家中でお頭(つむ)の白いのは御隱居樣だけですから」「すると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とにかくお頭という意味で家のお頭に差上げるのでしょう...
宮本百合子 「幸福の建設」
...それでお頭(つむり)が混乱してしまったのでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「お頭、やっと引ッからめて参りました」とそこへ春日新九郎と戸川志摩の縄尻を持たせてついて来た洞門の権右衛門が、「坐れッ」と二人を雨龍の正面に引き据えて、自分も傍へうずくまった...
吉川英治 「剣難女難」
...もと東海の龍王(りゅうおう)といわれた八幡船(ばはんせん)十八艘(そう)のお頭領さまだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お頭領、こいつア、いったいどうしたわけなんで……」手下どもは、わいわいそこへ寄ってきて、ただふしんにたえぬという面(おも)もち...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お頭(かしら)の龍さまに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そのお頭巾(ずきん)も着物も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...忍びやかに入ってきた深編笠(ふかあみがさ)の侍とのしお頭巾の若い女...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お頭巾組(ずきんぐみ)と称して...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...かようなお頭巾(ずきん)がよかろうと思って縫ってみました...
吉川英治 「宮本武蔵」
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