...お雑煮(ぞうに)を食べてそれから長女ひとりは...
太宰治 「ろまん燈籠」
...いつもより早く起きて、お雑煮、数の子で一本、めでたい気分になつて、Sのところへ行き、年始状を受取る、一年一度の年始状といふものは無用ぢやない、断然有用だと思ふ...
種田山頭火 「行乞記」
...元旦の捨犬が鳴きやめない売れ残つた葉ぼたん畑のお降り・水仙いちりんのお正月です・ひとり煮てひとり食べるお雑煮一月二日曇后晴...
種田山頭火 「行乞記」
...それでも一杯ひつかけてお雑煮も食べた...
種田山頭火 「行乞記」
...お雑煮はいつでもおいしい...
種田山頭火 「其中日記」
...私達はお雑煮の箸を取つた...
田山花袋 「子供と旅」
...お雑煮(ぞうに)とかいたのがぶらさがって...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...折角買ったお雑煮の材料が...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それに元日のお雑煮(ぞうに)おそく...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...」「お雑煮をも一つ上げよか...
正岡子規 「初夢」
...お雑煮をたべなくたって名を書いた花飾りのある祝箸でたべていいでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...元日のお雑煮は今年は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それから大いそぎでお雑煮をたべて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お雑煮用の鶏肉をくれました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...去年のお雑煮ばしの袋のような奇麗なのはなくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その上目を悪くしてお雑煮を食べられません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お断りしてお雑煮も頂かずに逃げて帰ったことが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...お雑煮が出来るまでに仕上げて...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
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