例文・使い方一覧でみる「お見舞い」の意味
スポンサーリンク...お見舞いだって、あたしにそっと……」「なんだってお前に……」「あんたに渡したら、突っ返されるとでも思ったんでしょう」俺は慷堂が砂馬からの軍資金をことわったと言ったのを思い出して、「そんな金、返してこい」「いいじゃないの」見栄（みえ）を張ることないじゃないのと波子は言った... 
高見順 「いやな感じ」
...周さんの下宿にお見舞いに立寄ってみた...
太宰治 「惜別」
...尼御台（あまみだい）さまは御台所さまをお連れになって御寝所へお見舞いにおいでになりました...
太宰治 「鉄面皮」
...最初のお見舞いを受けねばならぬことを幽霊の戒告して行ったことを想い出した...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...「お見舞いに上がったのですが……...
徳田秋声 「仮装人物」
...大浦の神学校からお見舞いにといって水瓜を一つおくられた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...お見舞いに来なかった？」「来ました」「そう...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...年忘れのお見舞いにうかがいました...
正岡容 「小説 圓朝」
...「主人が自身でお見舞いにおいでになりました」と言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東宮も同時に行啓（ぎょうけい）になるはずであったがたいそうになることを思召（おぼしめ）して別の日に院のお見舞いをあそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「女五の宮様が御病気でいらっしゃるからお見舞いに行って来ます」ちょっとすわってこう言う源氏のほうを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お見舞いの行啓をあそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮中からも法皇の御所からもしばしばお見舞いの御使（みつか）いが来て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御病気の御息所の別荘へお見舞いもしがてらに小野へ行こうと思う」と何げなく言って大将は邸（やしき）を出た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今から妾がお勧めして臼杵先生をお見舞いに差し出そうかと思いますけど...
夢野久作 「少女地獄」
...みぐるしい病人の枕頭へ親しくお見舞いくださるとは...
吉川英治 「三国志」
...頼源僧都が帝をお見舞いしたとき...
吉川英治 「私本太平記」
...お見舞いにうかがいました」「よう来てくだされた...
吉川英治 「親鸞」
便利！手書き漢字入力検索