...我々はお目通りをゆるされた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...改めてお目通りという様な形式に囚(とら)われた挨拶(あいさつ)の後...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...天皇にお目通りをおさせになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...「伏見のお邸へ参りまして殿にお目通りを願いましたら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その傷口が乾上(ひあが)ってから始めてお目通りを許されてみると...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...こなひだも皇族にお目通りをして...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...竜之助様にお目通りを願いとう存じまして」「ハハ左様(さよう)でござるか」姿は見えないけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次は老中阿部豊後守のお目通りを許され...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まるで殿様にお目通り仰せつけられるようで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一緒にお目通りまで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...和製のハーゲンベックがすでに四十年前にお目通り...
山本笑月 「明治世相百話」
...お目通りを仰ぎたく」と...
吉川英治 「上杉謙信」
...一応は当座曲独楽(きょくごま)のお目通り...
吉川英治 「江戸三国志」
...お目通りを願い出られるのが...
吉川英治 「黒田如水」
...まいちどお目通りをねがいたい儀がございまして――」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お目通りいたさせたく思いますが」「よいとも...
吉川英治 「新書太閤記」
...お目通りねがわねばならぬことが起って」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お目通りしましたところ...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索