...御婚礼のお目出度(めでたい)に...
泉鏡花 「活人形」
...新規のものはお目出度い鳳凰模様としたり...
上村松園 「画道と女性」
...お目出度いものだから鯛はよく彫られるが...
高村光太郎 「回想録」
...それはお目出度いワね...
田山録弥 「島の唄」
...新年お目出度う! いよう...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ほんとによかったとか、お目出度うとか、何度も繰り返しました...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...「お目出度うございます...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...何回もお目出度があったが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...九月にでもなれば御目見得の運びになる筈」「それはお目出度いことで」平次は一應のお祝ひを言ふのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...折からお目出度矢先...
樋口一葉 「大つごもり」
...されどもお美尾(みを)が病氣(びやうき)はお目出度(めでたき)かた成(なり)き...
樋口一葉 「われから」
...「マリア・テレザという名をきいたことがあるだろう」「オーストリアの女王よ」「マリア・テレザにお目出度があったが...
久生十蘭 「だいこん」
...新年お目出度うございます...
久生十蘭 「魔都」
...今年は犬のお正月犬さん大そうよろこんで初日の出をば拝みて「ヤァお目出度う」ワンワンワン花の咲き出す春の頃梅桃桜花見して犬さん酒にほろよひで三味線ひいてワンワンワン暑い/\と夏くれば海水浴としゃれ出して犬さん浜べでジャブ/\ と一生懸命泳ぎ出す雪ふり積る冬の頃犬さん中々元気よく町の中をばとびまはり「お正月来い」ワンワンワン...
槇村浩 「犬の一年」
...お目出度い...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...私たちのお目出度はあんまり本質的すぎて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これは或はやがてお目出度になるかもしれず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(照れて入ってゆく)章介 ここのうちには近くお目出度いことが起りそうですな...
森本薫 「女の一生」
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