例文・使い方一覧でみる「お歳暮」の意味

...お歳暮を持つて千体仏へ行く... お歳暮を持つて千体仏へ行くの読み方
種田山頭火「行乞記」

...何か思いがけないお歳暮まで貰（もら）っていた... 何か思いがけないお歳暮まで貰っていたの読み方
徳田秋声「仮装人物」

...水引きのかかったお歳暮が階下（した）の茶の間に堆（うずたか）く積まれてあった... 水引きのかかったお歳暮が階下の茶の間に堆く積まれてあったの読み方
徳田秋声「爛」

...母親のもとへとお歳暮（せいぼ）のしるしにお弟子（でし）が持つて来る砂糖袋（さたうぶくろ）や鰹節（かつぶし）なぞがそろ／＼床（とこ）の間（ま）へ並（なら）び出した... 母親のもとへとお歳暮のしるしにお弟子が持つて来る砂糖袋や鰹節なぞがそろ／＼床の間へ並び出したの読み方
永井荷風「すみだ川」

...母親のもとへとお歳暮のしるしにお弟子が持って来る砂糖袋や鰹節（かつぶし）なぞがそろそろ床（とこ）の間（ま）へ並び出した...
永井荷風「すみだ川」

...私達も街の人に負けないで国へのお歳暮をしませう... 私達も街の人に負けないで国へのお歳暮をしませうの読み方
林芙美子「蒼馬を見たり」

...国へのお歳暮を愉しむ思いだった... 国へのお歳暮を愉しむ思いだったの読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...お歳暮（せいぼ）には何（なに）ほど下（くだ）さりますかと... お歳暮には何ほど下さりますかとの読み方
一葉女史「大つごもり」

...お歳暮には何ほど下さりますかと... お歳暮には何ほど下さりますかとの読み方
樋口一葉「大つごもり」

...お歳暮に五十円の商品切手が来た... お歳暮に五十円の商品切手が来たの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...母上へ、お歳暮、お年玉を兼ねたお小遣ひ、その他の払ひも大体済ませる...
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...大そう出来がよかったといって上機嫌で最前お歳暮にでていったものを...
正岡容「小説　圓朝」

...お歳暮に書店から貰つた日記帳をやると... お歳暮に書店から貰つた日記帳をやるとの読み方
正宗白鳥「吉日」

...林町の父にお歳暮に母のかたみの着物でどてらを縫って貰っていたのが出来上り...
宮本百合子「獄中への手紙」

...あれはことしのお歳暮にさし上げましょう... あれはことしのお歳暮にさし上げましょうの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...あっちがお歳暮に来たとき呉れました... あっちがお歳暮に来たとき呉れましたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...私としてはしかもくらべるものなきお歳暮頂いたし... 私としてはしかもくらべるものなきお歳暮頂いたしの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...今年は思いもかけないお歳暮だのお年玉だのを私は頂いたのだけれど...
宮本百合子「獄中への手紙」

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