...」それからなお次のような詩も作られたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ござりませぬ」「吉井殿は」「お次におられましょうと...
直木三十五 「南国太平記」
...なお次々と見つけ出される...
柳田国男 「海上の道」
...お次に椎茸が立ち上りました...
夢野久作 「きのこ会議」
...お次は大連(たいれん)の貿易商で満鉄の大株主股旅由高(またたびよしたか)...
夢野久作 「爆弾太平記」
...お次は、身のおき場がないように坐っていた...
吉川英治 「大岡越前」
...いつも、この家から、刑部の家へ、通いつけている駕籠屋というのを頼んでもらい、左右太は、源吉とお次へ、「舟で、さきへ帰るがいい...
吉川英治 「大岡越前」
...白と紫と……そよ風にうごくたび、いい匂いがする」かれが独り言をいっているまに、お次は、あたりを見て、帯の間から、小さく折った手紙を、そっと、勘蔵の手のそばへおいた...
吉川英治 「大岡越前」
...ははあ、お次さん……口止めされたな」見つめられると、お次は突然、ぽろぽろと、涙を見せた...
吉川英治 「大岡越前」
...恋人のお次にたいして...
吉川英治 「大岡越前」
...さきに践祚(せんそ)あらせられた持明院統の天子のお次には...
吉川英治 「私本太平記」
...水戸出奔のときから生死を誓っている江橋林助を、弟と称(とな)えて、お次の縁故から、検校のやしきへ、小者(こもの)に住み込ませたのは、それから間もなく、はなしも至って早くまとまったものである...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お次と又四郎のふたりが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お蕗とお次とが、あたかも姉妹のように、連れ立っているさえ、不審でないことはない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お次はよく、そこの露地を、人目忍んで来る...
吉川英治 「山浦清麿」
...お次さんが居てくれるので...
吉川英治 「山浦清麿」
...――お次は又、はっと、顔色をかえた...
吉川英治 「山浦清麿」
...生きてゆく先で、よく心と心で話してみるがいい、……お次には、おれから云ってある事がある』みりっと、寺の藪(やぶ)で、生木(なまき)の踏み折れるような響きがした...
吉川英治 「山浦清麿」
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