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谷崎潤一郎 「春琴抄」
...お次へどうぞ」と云ふ風に名を呼びはじめた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...さてお次は決拾(ゆがけ)かな」決拾一対を探り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...侍女 お次の方が控えておられます...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...お次は狐が一つ、鳥居前の堀田忠吉...
牧野信一 「鬼涙村」
...御殿のお次に行って見る...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...なんといってもお次の浅草が人気第一...
山本笑月 「明治世相百話」
...いちいち奉行所の者が来ちゃあまずいが」「お次ではどうだ...
吉川英治 「大岡越前」
...お次さん」「そんな野暮(やぼ)ではないよ...
吉川英治 「大岡越前」
...じゃあ、いただいておきますが、家(うち)のお店も、奉行所に御用のあるお客さま達のために、こう繁昌しているのですから、せめて、何なりと、御不自由な御用は、遠慮なく、仰っしゃってくださいまし」そこには、人がいたので、お次は、庭向きの小座敷の方へ、茶を運んで、「どうぞ、こちらで一ぷく遊ばして」と、敷きものを、すすめた...
吉川英治 「大岡越前」
...そっと遊びに来たのだよ」「お次さんが奉公している縁故から...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...「あとで、よいです」すこし硬くなって、「お次さん、聞きたいことがある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お次さんは何か聞いていないだろうか」「…………」お次は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お次は、おののいて、「ひとが来ます...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...藤井家の奥に仕えているお次を...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お次は、御家人(ごけにん)の娘だけに、そう聞くと、『仰っしゃるように、して置きましょう』と、家の中も、表も裏も、皆開け放して、二、三ヵ所に、大袈裟(げさ)な焚火をしておいた...
吉川英治 「山浦清麿」
...お次を突き飛ばして...
吉川英治 「山浦清麿」
...お次が、出て行って、聞くと、『註文の刀は、ぜひ年内に欲しいのでござる...
吉川英治 「山浦清麿」
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