例文・使い方一覧でみる「お櫃」の意味


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...さまざまの漁具と弁当のお櫃(ひつ)とを持って集まって来た漁夫たちは...   さまざまの漁具と弁当のお櫃とを持って集まって来た漁夫たちはの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...しまひに御飯をお櫃(ひつ)に取つて額際に汗を見たおくみは...   しまひに御飯をお櫃に取つて額際に汗を見たおくみはの読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...下宿の夕飯がお櫃(ひつ)に残れば...   下宿の夕飯がお櫃に残ればの読み方
太宰治 「東京八景」

...別にお櫃(ひつ)へ移すまでもなくテーブルの上へ持って来て...   別にお櫃へ移すまでもなくテーブルの上へ持って来ての読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...お櫃(ひつ)を抱えて運ぶ...   お櫃を抱えて運ぶの読み方
徳永直 「眼」

...黒漆の一升も入りそうなお櫃(ひつ)をついと二人の方へ突き出したものだから...   黒漆の一升も入りそうなお櫃をついと二人の方へ突き出したものだからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...お櫃(はち)からしゃくって茶碗へ一杯盛り上げた...   お櫃からしゃくって茶碗へ一杯盛り上げたの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...真中に四斗樽(しとだる)を輪切にしたようなお櫃(はち)が据(す)えてある...   真中に四斗樽を輪切にしたようなお櫃が据えてあるの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...お組の奉公先のお櫃に殘つた飯粒の數まで調べて來ますよ」「頼むよ八」「それから先は親分の働きだ...   お組の奉公先のお櫃に殘つた飯粒の數まで調べて來ますよ」「頼むよ八」「それから先は親分の働きだの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...小さいお櫃の御飯がたべたいばっかりに下宿住いをしたら...   小さいお櫃の御飯がたべたいばっかりに下宿住いをしたらの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...きわめて小さく見えるお櫃を置くと...   きわめて小さく見えるお櫃を置くとの読み方
林芙美子 「清修館挿話」

...夏はお釜の底へ梅干(うめぼし)一つ入れて炊いてもあるいはお櫃(ひつ)の底へ梅干一つ入れても持ちが大層(たいそう)ようございます...   夏はお釜の底へ梅干一つ入れて炊いてもあるいはお櫃の底へ梅干一つ入れても持ちが大層ようございますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...別にただの御飯へ塩味(あじ)を付けて炊いて火を引く時今の紫蘇の手で揉(も)んだものを早く釜(かま)の中へ入れてお櫃(ひつ)へ移す時杓子(しゃくし)でよく混ぜます...   別にただの御飯へ塩味を付けて炊いて火を引く時今の紫蘇の手で揉んだものを早く釜の中へ入れてお櫃へ移す時杓子でよく混ぜますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...手軽に蒸す法は御飯を炊いて吹上った時パンをお釜の中へ入れて御飯をお櫃(ひつ)へ移す時出します...   手軽に蒸す法は御飯を炊いて吹上った時パンをお釜の中へ入れて御飯をお櫃へ移す時出しますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...お櫃入(ひついれ)の大きなような形をしています...   お櫃入の大きなような形をしていますの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...棕櫚(しゅろ)で拵(こしら)えたお櫃入(ひついれ)であります...   棕櫚で拵えたお櫃入でありますの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...御飯のお櫃入(ひついれ)であります...   御飯のお櫃入でありますの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...それを御飯つぶでお櫃(ひつ)のふたへ貼っておいた...   それを御飯つぶでお櫃のふたへ貼っておいたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「お櫃」の書き方・書き順

いろんなフォントで「お櫃」


ランダム例文:
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