例文・使い方一覧でみる「お抱え」の意味

...緑雨はお抱えの俥が毎次（いつ）でも待ってるから宜（い）いとしても... 緑雨はお抱えの俥が毎次でも待ってるから宜いとしてもの読み方
内田魯庵「斎藤緑雨」

...性欲という魔王お抱えの道化師とでもいった意か... 性欲という魔王お抱えの道化師とでもいった意かの読み方
外村繁「澪標」

...諸大名お抱えの陸尺は... 諸大名お抱えの陸尺はの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お抱えの指物師にそれを作らせ... お抱えの指物師にそれを作らせの読み方
ジョナサン・スイフト　Jonathan Swift 原民喜訳「ガリバー旅行記」

...お抱え庭師が病気になって入れ替わってもらったものだ」モンタギュ卿が驚きの声を上げた...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「黄金薔薇」

...お抱え弁護士が検事を説得し... お抱え弁護士が検事を説得しの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...それにお抱え弁護士に相談して出来るだけ早く... それにお抱え弁護士に相談して出来るだけ早くの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...お抱え弁護士に頼んでけりをつけよう... お抱え弁護士に頼んでけりをつけようの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...大奥様が食堂でお抱え弁護士のモーリ氏と話し込んでいた... 大奥様が食堂でお抱え弁護士のモーリ氏と話し込んでいたの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...余りに、男の数が、女に比して、多すぎるじゃないか」「いや、その表は、市民だけの数だから、大名の家中、お抱え町人、能役者、その他、参覲（さんきん）の各藩邸の者をいれると、どうして、とてもとても、そんな数ではない」「もっと、男の数が、多くなるわけか」「もちろん、江戸詰の諸大名の大家族は、ほとんど男ばかりだからな」「そうかなあ... 余りに、男の数が、女に比して、多すぎるじゃないか」「いや、その表は、市民だけの数だから、大名の家中、お抱え町人、能役者、その他、参覲の各藩邸の者をいれると、どうして、とてもとても、そんな数ではない」「もっと、男の数が、多くなるわけか」「もちろん、江戸詰の諸大名の大家族は、ほとんど男ばかりだからな」「そうかなあの読み方
吉川英治「大岡越前」

...佐々木家に飼われているお抱えの芸人です」「そ... 佐々木家に飼われているお抱えの芸人です」「その読み方
吉川英治「私本太平記」

...道誉のお抱え芸人の藤夜叉に... 道誉のお抱え芸人の藤夜叉にの読み方
吉川英治「私本太平記」

...藤夜叉はおれがお抱えの田楽女だ... 藤夜叉はおれがお抱えの田楽女だの読み方
吉川英治「私本太平記」

...中でも花夜叉などはお抱えの一座だが... 中でも花夜叉などはお抱えの一座だがの読み方
吉川英治「私本太平記」

...いつお抱えになられましたか」「先ごろ帰城の途中... いつお抱えになられましたか」「先ごろ帰城の途中の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...阿波（あわ）徳島の蜂須賀（はちすか）彦右衛門家政（いえまさ）のお抱え鎧師（よろいし）に... 阿波徳島の蜂須賀彦右衛門家政のお抱え鎧師にの読み方
吉川英治「茶漬三略」

...能に心得あるお抱えの人々である... 能に心得あるお抱えの人々であるの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...日の暮れぬ前にあんたのお抱えのアルカーシカ奴（め）を... 日の暮れぬ前にあんたのお抱えのアルカーシカ奴をの読み方
レスコーフ　Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳「かもじの美術家」