...帝都復興院総裁後藤新平はそれによってお得意の大風呂敷を拡げ...
犬田卯 「荒蕪地」
...松年先生自身もまた山水がお得意だったので...
上村松園 「画学校時代」
...科学的なことはお得意の筈です...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...彼等のお得意の道樂が愚弄されると決して默つてゐない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...さてお得意先へも洋酒販売のことを披露すると...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...約六百軒のお得意を得ることが出来た...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...中村屋のお得意からもちょっとした小休み程度の喫茶部を設けてほしいがという希望はたびたび出ていた...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...俳諧(はいかい)だか何だかお得意なんだそうで...
太宰治 「新釈諸国噺」
...独逸語のほうがお得意のようですね...
太宰治 「惜別」
...お得意さんに対しては...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...お得意さんに恥をかくからな!」ワーリカは段々を洗い...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...私はパッディングトン区にお得意づきの医院を買った...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...フロラは一つお得意のロココ風の踊りを批露すべしだ――プログラムまでがきまつてゐた...
牧野信一 「寄生木と縄梯子」
...ピヤノなどはことにお得意...
三宅花圃 「藪の鶯」
...(ペンさんがお得意のところでやるそうです)咲枝さんのお腹は今もってパンクしません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...王様はお得意の音楽さえもう打っちゃっておしまいになっていた...
室生犀星 「螽※[#「虫+斯」、第3水準1-91-65]の記」
...それでも子供衆のお得意のある所でなくては...
森鴎外 「雁」
...「そこもとのお得意といえば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??