...長火鉢の抽斗(ひきだし)からお宝を出して...
泉鏡花 「歌行燈」
...今では紅葉の手蹟を立派に表装して伝家のお宝物のように秘襲するものは決して少なくないだろう...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...子供はお宝、オタカラ/\というてあやしてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...宅の抱への小春といふのに惚れて大変なんですの? お宝も随分使ふの? 叔母も好いお客にはしてゐるけれども...
田山録弥 「アンナ、パブロオナ」
...「おやすみなさい」という前にどうしてもロング・チェンバーにある我らがお宝のことを熱っぽく語らないではいられなかった...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...なお宝石は胴着(ベスト)のかくしの中にあるのです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...自分の腕でお宝を儲(もう)けることができました...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお宝をそっくりあなたにお引継ぎいたしますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...お宝の勘定は悪くないものでござんしょうな」とお世辞を言ったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...使いつくしてはじめてお宝の有難味を知るなんて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お宝(たから)娘の武子さんを...
長谷川時雨 「九条武子」
...お宝を駅舎から運び出し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...何らかの方法でレスブリッジもお宝の花を温室に持っていると知った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...たぶん収穫がある」「それではすぐに参ります」第八章 お宝がたついた階段をアイダが駆け上がった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...バラドスがお宝を発見し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...お宝を見つけたことはキミらに一言も言わなかったし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...あのお宝をヨットに運ぶときゃ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...さきに召しあげたお宝を返してやり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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