...どうか英雄とならぬやうに――英雄の志を起さぬやうに力のないわたしをお守り下さいまし...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...我儘(わがまま)な華族の殿様のお守りをするような気になって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...お守りをしているようなふりをしてソッとここまで抜けて来たのですわ...
海野十三 「地球盗難」
...お守りと護符によって彼らを悪魔払いした...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ただ子息(むすこ)のお守りをしてもらいさえすればそれでいいのです...
徳田秋声 「足迹」
...ふたりはしょんぼりとおじいさんのお守りをする...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...お守りの私がうんと叱られました」「…………」「それに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「有難そうなお守りかなんかじゃありませんか」八五郎は長いあごで覗くように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手紙に添へてあつた三枚のお守りといふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうぞ遊撃隊をお守り下さい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...まあそれのお守りみてえな事だったなあ……...
三好十郎 「樹氷」
...坊やのお守りだって...
森本薫 「女の一生」
...ぼくはやっとあるお守りを手に入れることができた...
山川方夫 「お守り」
...いつまでもいつまでも清浄(きよらか)にお守り下さいませ...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...法の尊厳をお守りあって...
吉川英治 「大岡越前」
...奥曲輪(おくぐるわ)をお守りあるがよい...
吉川英治 「黒田如水」
...お守りしておりますゆえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...国境のお守りに当っておられますが...
吉川英治 「新書太閤記」
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