...帯の間からお守りを出して...
有島武郎 「骨」
...私がお守にしているビクトリヤ女皇のついている金貨をあげますよ」「おおあの金貨か...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そのお守袋の中にあるものは...
海野十三 「爆薬の花籠」
...謂(い)わば気違いのお守(も)りをする気で...
江戸川乱歩 「鬼」
...海音如来のお守を胴巻に入れて首にかけ...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...子供のお守なんかもして...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...この笈物(おいぶつ)のお守(もり)をしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...ねんねんねんねんねんねんよねんねのお守はどこへいた南条長田(なんじょうおさだ)へ魚(とと)買いに……清澄の茂太郎は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに思いがけずお銀様というもののお守役を仰せつかって...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ヘエ――?」「あんな評判の蓮っ葉娘のお守をして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まさか乳母では無かつた筈だが」「十五でお守の奉公に上りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうぞ遊撃隊をお守り下さい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...何卒純一の身をお守り下さい...
牧野信一 「或る日の運動」
...赤ん坊のお守(もり)をさせたりしていましたが...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...中には大般若のお守札が一枚落ちてゐました...
宮原晃一郎 「豆小僧の冒険」
...故院の御遺言もお守りできぬことになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...須貝 僕がお守(も)りをしましたからね...
森本薫 「華々しき一族」
...(西山のお守(もり)をたのむぞ)と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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