...帯の間からお守りを出して...
有島武郎 「骨」
...今日は午後からお守りをして暮しました...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...謂(い)わば気違いのお守(も)りをする気で...
江戸川乱歩 「鬼」
...そしてヘレナをお守りください...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...子供のお守なんかもして...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...約束をお守りなされずに――」と...
直木三十五 「南国太平記」
...番頭の周助がお守(もり)をして居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...へゞれけの辰五郎のお守(もり)を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大日向の神様おひとりをお守りする...
林芙美子 「浮雲」
...伸ちゃんのお守りをしてあげて...
林芙美子 「泣虫小僧」
...その子がお守(も)りをしなきゃならない小さな妹たちは暴(あば)れまわって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...中には大般若のお守札が一枚落ちてゐました...
宮原晃一郎 「豆小僧の冒険」
...その約束をお守りになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...……そのお守りが...
山川方夫 「お守り」
...そのお守役の日本人で...
夢野久作 「暗黒公使」
...お守りやら」すると...
吉川英治 「大岡越前」
...お守りしておりますれば」声を揃(そろ)えて四...
吉川英治 「源頼朝」
...誰も拾い手がないのなら拙僧がお守をいたそう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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