...あのロビン殿と呼ばれる物の怪からお守り下さい...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...あたしのお守袋(まもりぶくろ)の中に...
海野十三 「爆薬の花籠」
...小さい人のお守をして上げればそれでいゝんだもの...
鈴木三重吉 「桑の実」
...それは金無垢(きんむく)で四寸二分ある海音如来(かいおんにょらい)のお守であった...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...そういう無能な理論のお守りをしなければならない実践こそいい迷惑である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...神様がお前をお守り下さるように...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...)「あなたの方でも秘密をお守でせうね...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...併し年が年ぢゆう背中からおりたことのない子には鈴もお守りも実はまつたく無用のものであつた...
中勘助 「銀の匙」
...祈り、儀式的観察、魔除け、魔術の祭文、お守り、シンボル操作は、治療薬品その他の治療方法の入った治療文書と一緒になったり不明瞭にする...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...何かのお守袋だろう...
野村胡堂 「胡堂百話」
...先代の旦那様のお守(も)りをしながら奉公した私でございます」「証拠はあるだろうね」「第一...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身代りのお守護(まもり)や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女(をんな)の人(ひと)もお守(まも)りに持(も)つてゐたと思(おも)はれますが...
濱田青陵 「博物館」
...轟と原秀がお守りしようとやって来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もし切るとしたら私はお守りのようにあなたの御加護をたよりますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...胸のお守護袋には公爵のみなし児である証拠ともなる母親の手紙が緘ぜられてあつた...
室生犀星 「愛の詩集」
...僕は赤ん坊のお守りをしたり勉強したりで...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...小さい子をお守してやったり...
夢野久作 「犬のいたずら」
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