...この家を惡しき者共からお守り下さい...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...墓の前の柱にちやんと「御用のおかたにはお守(まも)り石をさし上げます」と書いた...
芥川龍之介 「本所両国」
...幸福と健康とを保証する奇妙なお守が売られる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...龍子は同志の男達の手にお守りをされながら待つてゐる乳呑の子供の事が焼きつくやうに思ひ出されるのだつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...あのお守袋を胸にかけてあげたのよ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...そのお守袋の中にあるものは...
海野十三 「爆薬の花籠」
...お預りいたして大切にお守をすることにいたしました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...埃及(エジプト)人が永生の象徴として好んで甲虫(スカラベイ)のお守を彫ったように...
高村光太郎 「蝉の美と造型」
...これはもったいないお守だから...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...誰があの人にケガのないようにお守(も)りをするの...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...あの方をお守りするにはそうするしか――彼女を愛していたのです...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...王子はお守役の老女と二人で...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...景品の意味で授ける安産のお守りの効能を...
中里介山 「大菩薩峠」
...私達はこの親愛なるヴォートランさんをしっかりとお守りするわ」ポワレは静かに不平も言わずに...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いつも私のお守(も)りばかりしていた...
堀辰雄 「幼年時代」
...豆和尚さんから貰(もら)つた大般若(だいはんにや)のお守札でした...
宮原晃一郎 「豆小僧の冒険」
...年寄のお守(も)りばっかりしとると若い人が恋しゅうなる...
夢野久作 「名君忠之」
...「大神宮さまのお守人(もりゅうど)じゃ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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