...お姉様はたしかに人をお待ちのようでしたが...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...お姉様(ねえさん)とならいいけど」「うん、じゃあお姉様と、ね、そんならいいでしょう」春太郎はお姉様のとこへ飛んでいって、たのみました...
竹久夢二 「街の子」
...春太郎のお姉様(ねえさん)も眼にハンケチをあてていました...
竹久夢二 「街の子」
...ぼくお姉様のヴァイオリンを貰(もら)おうや...
竹久夢二 「街の子」
...それよりもあんなにも生前お姉様のことばかり懐かしがっていられたあの方を...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...一太刀は――お姉様...
直木三十五 「南国太平記」
...詩子(ふみこ)お姉様の側に居たんです...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...蝋(ろう)人形よ」「フム」「あれにお姉様の着物を着せて窓際へ置いてやったの...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...ふたりで涙をこぼして約束したにもかゝはらず……「お姉様もずゐぶんだわ!」とみつ子は思はずには居られなかつた...
牧野信一 「香水の虹」
...何しろ、こういう話、スエ子の話、皆、百合子様、お姉様なのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「先に死ぬことなどをお思いになるのはひどいお姉様...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「だれよりも深くお姉様を悲しんでいてくれるあなたを見ると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...深い愛をお姉様に持っておいでになったことがわかると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お姉様がお亡(かく)れになってから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...美紅姫もその枕元に来て――「お姉様...
夢野久作 「白髪小僧」
...貴女のお家に災(わざわい)を致しましたのは……お兄様やお姉様を殺しましたのは...
夢野久作 「白髪小僧」
...とうとうこんな事に……ああ……済みません済みません……どうぞ……どうぞ……許して下さいましね……ゆるして……ね……お姉様……どうぞ……ね……」それは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...求太郎も勉強しておったか」「ええ、毎日、お姉様も、私も、お勉強しています...
吉川英治 「大岡越前」
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