...お堂のまん中に、ふたのしてない、お棺がおいてあって、その中に、死んだ人がはいっていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...暢気(のんき)なふうをして何をそんなに見てるのさ」「何さ立派なお堂があんまり荒れてるから」「まあ暢気な人ねい...
伊藤左千夫 「春の潮」
...そこにはお堂があって...
上村松園 「余齢初旅」
...この淡島堂のお堂守時代が椿岳本来の面目を思う存分に発揮したので...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...お寺のお堂のような形はしていなかった...
海野十三 「超人間X号」
...お堂の入口にちかづきました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...お堂の上までくると...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...村の子供たちがお堂の前で遊んでいるので...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...とう/\狼は戸を喰い破ってお堂の中を四つ這いに這いながら...
谷崎潤一郎 「少年」
...お堂を引っくり返しちゃいけねえ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お堂の広間を借りて人寄せがあるな...
中里介山 「大菩薩峠」
...粂の平内様のお堂の前へ立って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ただローマの神様のお堂だけでうたうようになった...
三浦環 「お蝶夫人」
...お堂(どう)の縁(えん)にでも腰をおろして...
宮島資夫 「清造と沼」
...この観音様のお堂に立ったせいか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お堂へ担(にな)いあげられて来た...
吉川英治 「源頼朝」
...よくお堂の祭壇からロウソクの燃え残りを持って来ては板の間でこすったりした...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...そしてU―君にそのお堂へ參詣したい旨を告げた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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