...折あしく近頃お国表の尼ヶ崎から江戸詰になったばかりの奥役人...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...お国表の御動静(ごようす)までも...
夢野久作 「斬られたさに」
...お国表の事をお思い遊ばすと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お国表の大石殿へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お国表へ急ぐ途中...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...卍(まんじ)丸でお国表へお引揚げなさる由...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「嘘ではございません、天堂様」「嘘とは思わんが、どういう事情(わけ)じゃ」「ひと口に申しますと、実はその、ただし、これは内緒でございますが」「かまわん、啓之助のことなら、秘密を守ってやるから、話してみろ」「昨年、殿様がお帰りの時に、啓之助様がソッと、ある女を、脇船の底へ隠して、お国表へ、持って帰りました...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...……まったく、そのむかっ腹がした出来心でございます」「なに、お国表の老公が、ご発狂なされたと、町はうわさしていたか」「嘘か、ほんとか、何しても、聞き捨てにならないことと、その男が、銭湯を出たあとをつけて、呼びとめたのが、まちがいの因(もと)でした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お国表の方から江戸詰に転役して参った――不破(ふわ)数右衛門でございます』そう同僚が答えると...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...お国表の方へ』『いやいや...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...その為、お国表から、大石内蔵助殿が御人数を率いて四国へ渡っておられる故――その方へ、差廻(さしまわ)されることになった』『何の御勘気もなく』源吾は、改まって、『御隠居、あなたも若気の御子息をお持ちのことだ...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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