...その大刀をお受け取りなさいました時に...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...命はそれをまにお受けになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...学校は名誉なことにて早速お受けを致して...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...まず文科をお受けになるが宜しゅうございます...
田中貢太郎 「悪僧」
...とても皆さんの御好意をお受けしている時間もない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「しかし私はもし皆さんが幾分でも何かを見ようとなさるなり彼等の最初のと二番目をお受けになるだろうという事を気遣います...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...がしかし――喜んでお受けいたしましょう! ところで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...小泉先生にはまだ診察をお受けにならないの...
豊島与志雄 「自由人」
...そのお受けのためにと言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...今のロチスター氏は財産をお受けになつてから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...御座(おまし)の後ろの四つの屏風(びょうぶ)は式部卿(しきぶきょう)の宮がお受け持ちになったもので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...音楽の才はおありになるというような御批評をお受けあそばした宮様ですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分はお受けをしなかったはずである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これだけはお受けできませぬ...
室生犀星 「津の国人」
...ひとしくお受けくだされる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...思召しをお受けいたします...
山本周五郎 「新潮記」
...「あれは新左衛門がたって求めるので与えたものだ」――頂けなければ国老はお受けできぬと申しました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お持ち帰りください」「お受けにならんのか」「芳誼(ほうぎ)はかたじけのうござるが」「どうして?」「ともあれ...
吉川英治 「三国志」
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