...早速(さっそく)さまざまのお供物(くもつ)を携(たずさ)えてお礼(れい)にまいったばかりでなく...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...食物のお供物をのせたお盆を運び入れるのであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...お供物に息がかからぬようにする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...お供物はすくなくとも二十あり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...各種の食品のお供物を入れた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...堂にお供物の赤飯でもありはしないか...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...一夜の内にお供物が消えてなくなる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...お供物を持ち去っていたのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...お金やお菓子などのお供物を...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...伯母さんは毎朝仏様へお供物をあげる時に――それは信心深い伯母さんの幸福な役目であつた...
中勘助 「銀の匙」
...明る日は頬をはらして食事もせずにじつと寐間にひつこんでたら伯母さんは心配して仏様のお供物をこつそり私にたべさせた...
中勘助 「銀の匙」
...お花立やらお供物(もりもの)の具や...
長谷川時雨 「神田附木店」
...御影の嘉納氏から稲荷祭のお供物を沢山送って来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...書いたお供物の上書きを見ると...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...また神のお供物(くもつ)お神酒(みき)を戴きつつ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...『さうですつてね!‥‥お供物‥‥...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...――お供物(くもつ)泥棒の木偶人形(でくにんぎょう)が」「うぬっ」黄祖はかっとして剣を抜くやいなや...
吉川英治 「三国志」
...お供物とか、小さなお燈明と一緒に、母が仏壇を踏み台にのってきれいに掃除して、皆が集まり、父が「今日は赤ちゃんの名前をつける日だが、子供は一番無心だから」といって、仏壇に手が届かないのを父か母かが抱いて差し上げ、そのかんじこよりの一本をとるのです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
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