...あの古いお伽噺(とぎばなし)です...
芥川龍之介 「教訓談」
...子供の為めのお伽話(とぎばなし)の本は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...洵(まこと)にお伽噺(とぎばなし)の世界みたいです...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...まるで昔のお伽噺(とぎばなし)に出てくるような大海蛇そっくりである...
海野十三 「太平洋魔城」
...お伽噺(とぎばなし)の悪魔の様に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...その直ぐ後にIといふお伽話の作家が控へてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...他のお伽噺に較べて...
太宰治 「お伽草紙」
...この「お伽草紙」を結びたいと思ひ直したわけである...
太宰治 「お伽草紙」
...お伽(とぎ)をしてやってくださいましよ...
田中貢太郎 「蟇の血」
...その「お伽噺の家」へ移ったのは...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...まるでお伽噺にきくやうな永い歴史をかけたたたかひがあつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...よくデタラメなお伽ばなしを聞かせた...
火野葦平 「花と龍」
...子供部屋で聞いたお伽噺の記憶も他のくだらないものゝ中に交つてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...富士山印東京レコードでお馴染のお伽歌劇「目無し達磨」では花房静子...
正岡容 「浅草燈籠」
...想像のみを事とするお伽話(とぎばなし)の作者といえようか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...明治三十年(1897) 五歳巌谷小波の「世界お伽ばなし」などそろそろ見初める...
吉川英治 「年譜」
...お伽(とぎ)話の中の騎士(ナイト)のようにぼくら子供の眼には映じて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...小波の世界お伽噺は菊判四号活字で読み易(やす)くもあったせいか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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