...段々解る)その三崎町のお伽堂とかで蟠(とぐろ)を巻いて黒い舌をべらべらとやるのかい...
泉鏡花 「薄紅梅」
...お伽噺(とぎばなし)の中では...
海野十三 「海底都市」
...お伽(とぎ)ばなしの御本と...
竹久夢二 「クリスマスの贈物」
...末弟のお伽噺(とぎばなし)を小さい声を出して読みはじめた...
太宰治 「ろまん燈籠」
...お伽噺(とぎばなし)の世界にでも住んでいたようで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...お伽にまいりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんとなく……人臭いぞ……」「人臭い?」二人はお伽噺(とぎばなし)にある小鬼かなんぞのように...
中里介山 「大菩薩峠」
...女が許してお伽を命ずるのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...稚気満々たるお伽話(とぎばなし)の国の虎のように思えてならなかったのだ...
中島敦 「虎狩」
...幼稚なお伽(とぎ)話(ばなし)じゃないか」と...
中島敦 「光と風と夢」
...お伽噺よりも不思議なくらいだわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...闇(やみ)の夜にぼそぼそお伽(とぎ)ばなしをしたばかりで...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...お伽噺を空想しているのか!あの生れたての...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...この牢に投ぜられたものは大概三日目には白痴になつてしまふのである――そんな即席のお伽噺を彼は...
牧野信一 「鏡地獄」
...それこそ架空のまゝにお伽噺の中で結末をつけたと同様な仕儀に立至つてゐるらしく思はれました...
牧野信一 「船の中の鼠」
...お伽の国の猫は毛色がまつたく別でした...
宮原晃一郎 「虹猫の話」
...若殿様時代のお伽(とぎ)には相応していたが...
森鴎外 「阿部一族」
...潜水服を著(き)たお伽噺(とぎばなし)の怪物の顧眄(みえ)をしながら腐つた紅(あか)いダリアの花に取り縋(すが)る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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