...あの古いお伽噺(とぎばなし)です...
芥川龍之介 「教訓談」
...二十六 詩形お伽噺(とぎばなし)の王女は城の中に何年も静かに眠つてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...面白いお伽噺(とぎばなし)をして貰ったが...
海野十三 「人造物語」
...」天海はお伽噺(とぎばなし)の蟹のやうに叮嚀に柿の核(たね)を懐中(ふところ)にしまひ込んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...母が私にして聞かすお伽噺(とぎばなし)の中にも歌はよく引合にでました...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...他のお伽噺に較べて...
太宰治 「お伽草紙」
...そのお伽噺みたいな雰囲気にひたつてみるのも一興と思はれて...
太宰治 「津軽」
...ふいとそんなお伽噺をはじめた...
太宰治 「津軽」
...ある時はお伽噺に出て来る侏儒(こびと)共が多勢揃って踊るような...
谷崎潤一郎 「少年」
...お伽噺(とぎばなし)の挿絵のような...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...どうやらお伽噺に出てくる鶏足の百姓小舎に似ている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...今の樣に『お伽かるた』『乘物かるた』『教育かるた』等は勿論あらう筈がない...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...年増(としま)のパリー婦人が子供の真似(まね)をしてお伽噺(とぎばなし)をしてもらってるのを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...君のいま言った正義党のお伽噺(とぎばなし)とよく似とるよ...
平林初之輔 「鉄の規律」
...お伽噺のそれの如く...
牧野信一 「月下のマラソン」
...もうお伽話の世界での擬人法で遊べるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まるでお伽噺の小人国の燐寸のやうなその眼玉が...
三好達治 「測量船拾遺」
...みんな大人のお伽話(とぎばなし)みたいな心理描写ばっかりである...
夢野久作 「書けない探偵小説」
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