...それはたいへんお互いを元気づけた...
海野十三 「火星探険」
...お互いの触角をふれあわせるのに手間どった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...お互いに違った方面に向かって発展して来ているが...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...世の常ならぬ恋の痛みと歓びとを想いおこす自殺した恋人たちのお互いの慰めである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...お互いに一言も口をきき合わなかった...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...ところでお前たち三人は兄弟三人に取(と)ついて奴等がお互いに目玉を引っこぬくようにしてやるのだ...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...しばしば犠牲(ぎせい)を要求するほどに弱いものでないのはお互いに慶(けい)すべきことである...
新渡戸稲造 「自警録」
...どうにも仕方がないお互いだね」わたしは...
林芙美子 「淪落」
...まるでお互いの愛をたしかめ得たかのようにしっぽを力いっぱい振り...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...お互いにもう真実を告げ合ってもよい年ごろだと思う...
山本周五郎 「日本婦道記」
...彼女がいつも万三郎のいる処へ現われるのはお互いが同じ「朱雀調べ」の敵味方だからで...
山本周五郎 「風流太平記」
...又は赤い主義とか青い主義とかいう御叮嚀なものを作って「お互いに無茶を止しましょう……変な真似をやめましょう」をやっている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無礼のかどはお互いとしよう」文観は...
吉川英治 「私本太平記」
...おかしな姿をお互いに見たものですな」と...
吉川英治 「私本太平記」
...いやお互い様に」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お互いに、これからではございませぬか』『年の事じゃない...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...遍路の者はお互いでございます...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お互いに無言のうちに...
吉川英治 「源頼朝」
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