...例えば『おぼえ帳』というようなものを見ると...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...緑雨の『おぼえ帳』に...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...とうとう『おぼえ帳』の一節となった...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...その頃の若い学士たちの馬鹿々々しい質問や楽屋落(がくやおち)や内緒咄(ないしょばなし)の剔抉(すっぱぬ)きが後の『おぼえ帳』や『控え帳』の材料となったのだ...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...唖々子はその頃頻(しきり)に斎藤緑雨が文をよろこび雅号を破垣花守(やれがきはなもり)と称ししばしば緑雨が『おぼえ帳』に似たるものを作りゐたり...
永井荷風 「書かでもの記」
...地理風俗の事をおぼえ帳に記す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...わたしの心のおぼえ帳には...
長谷川時雨 「一世お鯉」
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