...ひるがおはこたえました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...此男然しが十八番(おはこ)だ...
石川啄木 「雲は天才である」
...貴君の前に「むべ山」があつたでせう?那(あれ)が私の十八番(おはこ)ですの...
石川啄木 「鳥影」
...直ぐに御歩行(おはこび)かと思うと...
泉鏡花 「婦系図」
...けっしておはこびになりませんように」房枝は...
海野十三 「爆薬の花籠」
...十八番(おはこ)が出るんだろう...
林不忘 「安重根」
...ある大工さんのおはこの影絵の踊りであった...
寺田寅彦 「映画時代」
...彼の十八番(おはこ)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おはこはありませんか...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...菊五郎のおはこの『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』の髪結新三(しんざ)が持ってくるのとそっくりそのままのをつかっている...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...十八番(おはこ)だね...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...おはこが出た……」峯子はおだやかな非難をこめて...
「今朝の雪」
...正念寺の先生の御墓前までおはこびを待つ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...母上のごようすが悪うございます」「……そうか」「すぐおはこびくださいまし」藤右衛門は立とうとして...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「今日はなにごとのおはこびですか」と甲斐は話しをそらした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...氏の得意(おはこ)の物を一幕(ひとまく)宛(づゝ)出し...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...大玄関の御箱壇(おはこだん)にて礼をいたしまするか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...めずらしい事に大観さんがおはこの“谷中鶯(やなかうぐいす)”などを唄い出したものである...
吉川英治 「落日の荘厳に似る」
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