...ひるがおはこたえました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...此男然しが十八番(おはこ)だ...
石川啄木 「雲は天才である」
...貴君の前に「むべ山」があつたでせう?那(あれ)が私の十八番(おはこ)ですの...
石川啄木 「鳥影」
...あの時そら貴方の前に「むべ山」があつたでせう? あれが私の十八番(おはこ)ですの...
石川啄木 「鳥影」
...直ぐに御歩行(おはこび)かと思うと...
泉鏡花 「婦系図」
...おはこびになりませんように』と...
海野十三 「爆薬の花籠」
...お前がおはこの歌を書いてあらあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おはこびの願ひましたきよしをお近のもとまで申おくりける...
樋口一葉 「花ごもり」
...その下戸の種田君に追分と云ふおはこがあつた...
平出修 「二黒の巳」
...おはこびを――」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...今日はまたこんなところへおはこびを願いまして――」そんなふうに挨拶していると...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「われながらこの声にはうんざりしているんだ」「あんたのおはこだよ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...母上のごようすが悪うございます」「……そうか」「すぐおはこびくださいまし」藤右衛門は立とうとして...
山本周五郎 「日本婦道記」
...――みんなあたしの十八番(おはこ)ですもの...
山本周五郎 「風流太平記」
...「今日はなにごとのおはこびですか」と甲斐は話しをそらした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...氏の得意(おはこ)の物を一幕(ひとまく)宛(づゝ)出し...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...大玄関の御箱壇(おはこだん)にて礼をいたしまするか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...めずらしい事に大観さんがおはこの“谷中鶯(やなかうぐいす)”などを唄い出したものである...
吉川英治 「落日の荘厳に似る」
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