例文・使い方一覧でみる「おとも」の意味
スポンサーリンク...何でも以前は荒尾（あらを）但馬守（たじまのかみ）様の御供押（おともお）しか何かを勤めた事があるさうで... 
芥川龍之介 「戯作三昧」
...十二人の召使（めしつかい）がおともについていくのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「ナイチンゲール」
...おともしましょう...
海野十三 「火星兵団」
...おともだち？」私は...
太宰治 「断崖の錯覚」
...そのほかに二三十人のお女中がたがおともをいたして小谷をあとになされました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...よんどころなくおふたかたのおともをいたして竹田の里へ逃げられましたが...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...壬申（じんしん）の乱には村国庄司男依（むらくにのしょうじおより）なる者天武帝のお味方を申して大友皇子（おおとものみこ）を討（う）ち奉（たてまつ）った...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ルカー・アレクサンドルィチのおともをして歩きまわった旅行のおかげで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...多くの鹿（しか）がおともをして...
豊島与志雄 「銀の笛と金の毛皮」
...何心なく寄り込んだは偶然にもかの女夫餅（めおともち）...
中里介山 「大菩薩峠」
...あたいとムクが先生のおともだって言えば」「そうさなあ――」「いいでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角こそ大伴（おおとも）の黒主（くろぬし）...
中里介山 「大菩薩峠」
...あたしもおともさせていただきますわ」「そうですね」彼には相手の返事が意外だった...
平林初之輔 「謎の女」
...如何（どう）かして木村さんの御供（おとも）をして亜米利加に行きたいが紹介して下さることは出来まいかと懇願して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その時大伴宿弥家持（おおとものすくねやかもち）が詠んだは「初春の初子（はつね）のけふの玉帚...
南方熊楠 「十二支考」
...男はおともなく開いた障子と同じいいろをした女を見ると...
室生犀星 「香爐を盗む」
...仕立屋さんはおともの人たちにいいました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...長崎御番（ごばん）の御伴（おとも）して彼（か）の地に行かれしより丸山の遊び女（め）に浮かれ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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