...おれの心のうちにある――それこそ大したおとぎ話を――むすめがやさしい心をみせりゃ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...実は昔々の西洋のおとぎ話にある手なのです...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...そのおとぎ話の方は...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ただおとぎ話の夢の国の光景のようなものになってしまうだけである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...あらゆるおとぎ話がそうである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...おとぎ話というものは...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...おとぎ話は物理学の教科書と同じく石が上から下へ落ちるという事実を教える...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...おとぎ話に下手(へた)な評注を加えるのはほとんどこれに類した滑稽に堕しうる可能性がある...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...われわれの子供の時分にはおとぎ話はおとぎ話としてなんらの注釈なしに教わった...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...私にはただなんとなくそれがおとぎ話にあるようなさびしい山中の妖精(ようせい)の舞踊を思い出させた...
寺田寅彦 「田園雑感」
...夢のようなおとぎ話の世界が残っているという気がするのである...
寺田寅彦 「夏」
...少年雑誌やおとぎ話の本などというもののまだ一つもなかった時代では...
寺田寅彦 「物売りの声」
...そしておとぎ話のように幸せになりなさい」「熱心ですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...作家のフィリックス氏は幼いネリーに途方もない壮大なおとぎ話をして楽しませている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...おとぎ話のようだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...これはおとぎ話の国であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...もうわたしもおとぎ話にある若(わか)いはつかねずみのように...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...最もおとぎ話の城に似ていて立派である...
横光利一 「欧洲紀行」
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