...よし、おちつくぞ...
海野十三 「火薬船」
...許宣は李克用の家へおちつくことができた...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...・大根洗ふ指がおしへてくれる道は霜どけ・麦飯が腹いつぱいの日向ぼつこり・おちつくまゝに水仙のひらく・歪んで日向の花つけた梅のよろしさ・考へるでもなく考へぬでもなく大根洗ひつゝ・電燈ひとつ人間ひとり節分三句・さそはれてまゐる節分の月がまうへに・月がまうへに年越の鐘が鳴る鳴る・節分の長い石段をいつしよにのぼる・どこかに月が...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「其中日記」
...おちつくところがない風は海から吹きぬける葱坊主伊良湖岬はるばるたづね来て岩鼻一人渥美半島まがると風が海ちかい豌豆畑鳳来寺拝登お山しんしんしづくする真実不虚青蓋句屋花ぐもりピアノのおけいこがはじまりました浜名街道水のまんなかの道がまつすぐ秋葉山中石に腰を...
種田山頭火 「草木塔」
...そこにおちつくようにすすめたことがあった...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...舟なくば雪見がへりのころぶまで舟足を借りておちつく雪見かなその頃...
永井荷風 「雪の日」
...舟なくば雪見がへりのころぶまで舟足を借りておちつく雪見かなその頃...
永井荷風 「雪の日」
...気がおちつくのを見て...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...夜も昼も心のおちつくことはあるまい...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...本当におちつくかもしれませんよ」そして十日ほどのちに...
山本周五郎 「青べか物語」
...――屋敷へはいっておちつくひまもなく...
山本周五郎 「落ち梅記」
...おちつくまで預かるつもりだけれど...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...動悸のおちつくのを待ってはいっていった...
山本周五郎 「おばな沢」
...しゃばへ出て来たんですっかり戸惑っちゃったようだぜ」「すぐにおちつくよ」とさぶが心配そうに云った...
山本周五郎 「さぶ」
...私はここへおちつくまでに...
山本周五郎 「失蝶記」
...「まずおちつくのが肝心だ...
山本周五郎 「ひとごろし」
...彼がおちつく暇もなく...
山本周五郎 「風流太平記」
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