...あけみが少しおちつくのを待って...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...下関へ渡つていつもの宿へおちつく...
種田山頭火 「行乞記」
...そこらを片づけてすこしおちつく...
種田山頭火 「其中日記」
...その時々の風次第で落着先(おちつくさき)は籬(まがき)の梅か物干の竿(さお)か...
二葉亭四迷 「浮雲」
...おちつく先をきめて」「あたしのうちがいいわ」とおすえがいそいで云った...
山本周五郎 「さぶ」
...自分こそ少しおちつくほうがいいんだわ」「よしよし...
山本周五郎 「さぶ」
...私はここへおちつくまでに...
山本周五郎 「失蝶記」
...気持がややおちつくまでに...
山本周五郎 「失蝶記」
...相別れる例が多いし二度め三度めの結婚でおちつくばあいも...
山本周五郎 「竹柏記」
...どこにもおちつく場所はなかった...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...どちらかにおちつくまで世話をするつもりだ...
山本周五郎 「花も刀も」
...大鹿の死躰(したい)のそばへおちつくと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そうすればおちつくよ」と云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...聞かせてくれ」「少しおちつくがいい」と甲斐が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「どうもひとところにおちつくということができませんし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...茶を飲めばおちつくだろうと思ったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...御随身以外の者はそのおちつく所もまだ知らなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...おちつくがいい」「じょ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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