...かわいらしいおせじを言うのでしょう!」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「ナイチンゲール」
...おせじがいいのです...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...なかなかおせじがうまいのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...このわがまま家老め! 見えすいたおせじばかりならべたてている! という反感がこみあげてきました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...本気とも御世辞(おせじ)とも片のつかない笑い方だけれども...
夏目漱石 「思い出す事など」
...なにおれの前へ出た時だけ御世辞(おせじ)を云ってくれりゃそれで嬉(うれ)しいんだ...
夏目漱石 「行人」
...それほど枯れた御世辞(おせじ)だから...
夏目漱石 「行人」
...御世辞(おせじ)に気の毒がるのか分らない...
夏目漱石 「野分」
...文学者だから御世辞(おせじ)を使うとすると...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...それが健三には空御世辞(からおせじ)のごとく響いた...
夏目漱石 「道草」
...また見え透いた御世辞(おせじ)を嬉(うれ)しがりがちな健三の実父は...
夏目漱石 「道草」
...別(べつ)に御世辭(おせじ)も使(つか)はないうちに...
夏目漱石 「門」
...そンなおせじは……お金の話しないつて云つたでせう?」わあつと四囲いちめん水つぽい秋の夜風が吹きまくるやうで...
林芙美子 「晩菊」
...夜会にゆく者は小さな官吏社会の明星であるどこかの美しい娘におせじをつかって暇をつぶし...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...おせじ笑(わら)いをしながら言った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...おせじのうまい、あやしげな美女である...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...エミイへのおせじは...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...さかんにおせじをふりまきました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「灰かぶり」
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