...夕方すぎに風もおさまり...
海野十三 「骸骨館」
...どうにもおさまりのつかない心理である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...どよめきがおさまり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...きょうは、風もおさまり、まことに春らしく、静かに晴れて居ります...
太宰治 「三月三十日」
...どうおさまりがつくだろうかとおもっておりますと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...一軒を丸焼けにしておさまりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...火焔車のほのおもおさまり...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...すつかりおさまりかへつて...
林芙美子 「浮雲」
...ハァヴァード大学で競艇(クルウ)の選手をしたこともある孝吉が越中ひとつのわびしい姿で箱のなかにおさまり...
久生十蘭 「ノア」
...おさまりかねるんだが...
久生十蘭 「肌色の月」
...名古屋ホテルの部屋があいてたので、そこへおさまり、アダリンのんで二時半迄ねた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...おさまりが附かねえんだ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...普通に幸福に身のおさまりをつけていたかも知れませんなぜなら...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...(c)ただ知恵のみは全体がおのれの中におさまりてあり(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「帰ってからにしよう」「まだ痛みがおさまりませんし...
山本周五郎 「薊」
...「大事がおさまりましたそうで...
山本周五郎 「風流太平記」
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吉川英治 「新書太閤記」
...おさまりがつきません」執事の謝(しゃ)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
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